普通の高校に入って、普通の高校生になって学校生活を送りたい。








不登校経験をして、一年以上も教室に入れない別室登校をしている娘が望んでいたことです。









何にもできなくなり、学校も友達も諦めた娘は時間をかけて回復してきました。

そして、また外へ出て行きたい、新しいことへ挑戦したい。

高校生になりたいという気持ちが出てくることだけでも嬉しかったです。










なんとか、娘が今度こそ学校生活を送れるように合う高校が見つかるように情報集めや見学はがんばってきました。









不登校を経験した方のブログ等でも進路の情報集めは早めにしておいて、必要な時に選択肢として話をする。とよく目にしていましたので、参考になりました。








中学の進路指導の先生から勧められたタイミング(中3の1学期)で見学に行かず、


娘が真剣に考え始めた時(2学期後半)に「先生がおすすめしてくれた高校、見学いってみようか?」と話をすることにしました。








娘は、息子(現在大学生)の受験の様子も見てきたので、試験の緊張感などイメージしていたみたいです。







「私はあんなに何回も受験しに行って、結果を待つなんてこわくてできない。絶対受かるところがいい。」「それに、あんなに猛勉強できない」

と、言っていました。







息子は息子で自分のやりたい勉強のため大学受験をし、合格を掴み取るまで何度も悔しい思いをしてきました。









その様子を見て自分も同じようにしなくてはいけない。と思うのではなく、自分には自分の進み方があるんだと考えてくれてました。







家庭としては経済的には公立高校を選んでくれたら助かるのですが、娘の希望する一回きりの受験となると、私立専願ですすめていくことになりました。







最初は学科試験が怖いから面接だけ、という基準で選んでましたが、あと半年後に実際に通うことを想像すると、通学距離や学校の雰囲気が合うことが大事だということも気づいてくれました。








そんな気持ちで向かった4校目の見学。

部活紹介、授業・コース説明、校内見学、制服展示…色々見てまわりました。







受付や案内に立ってくれていた在校生の子も印象良く、校舎の雰囲気も少し古い感じがなぜか気にいってました。







たくさん資料・パンフレットももらい、肌で学校の雰囲気を感じ取れたので、個別相談は諦め帰宅しました。







大人数に揉まれて体力、気力限界の様子でした。アラフォー母はまだ動けるというのに…。







実際に通う姿を想像できた貴重な1日になりました。