中学生活で1番印象深かったのが、中3の2学期です。
中1の冬から不登校、そして別室登校をしながら教室復帰を目指してきました娘。
短時間の放課後登校から始まり、別室登校を続けてきました。
学校行事の見学や、少しの参加を通じて、学校内の人に慣れることもしてきました。
これまで本当にたくさんの先生に関わってもらい、その結果、同級生の別室の友達と安心して過ごせるようにもなり、週3日の登校ペースまできました。
文章にするとシンプルですが、ここに至るまで親子で揉めたり、夫婦で意思疎通ができなくなったり、辛い時期もありました。
まさにスモールステップ。
親子で上がったり、下がったりしながら来ました。
私は娘が教室復帰しなくても、今のまま別室登校で勉強しながら安心できる友達と過ごせているなら良いのではと思うようになりました。
今の娘は同級生に比べるとできない事ばかりだけど、不登校期間を経験してから変わりました。
関わってくれる人に対してすごくありがたいな、と感じながら穏やかに過ごしています。
何より、友達のありがたみを1番わかっていると思います。
別室の友達からは良い影響をたくさん与えてもらいました。
放課後の職員室に先生に課題を提出しに行ったり、実技の補習を一緒に受けに行ったり。
1人ではできないことを「一緒にいこ〜!」と軽く引っ張ってくれるのでした。
どうにも無理な時は断ってましたが、みんな一緒なら怖くない。と複数で課題に補習に取り組んでいたようです。
先生もその様子を見て、少しずつ別室で勉強量が増えるように簡単そうな教材を用意したり、ミニ授業をしてくださいました。
久しぶりに先生から教わる英語や数学。
すごいわかりやすかったんだよ!
その後、小テスト満点だったよ。私天才かも笑。
と嬉しそうに報告してくれました。
うまくいく日ばかりではなく、
時には落ち込む日もありました。
色々あっても、家で少し休めば動き出せる。
その繰り返しをしていました。