京都・東寺 | azukiのブログ

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真言宗 総本山
東寺・教王護国寺(きょうおうごこくじ)


コースは旗東寺南門 ⇨ 大師堂 ⇨ 食堂 ⇨ 宝物館 ⇨ 講堂⇨金堂 ⇨ 観智院 ⇨ 東門  


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平安時代には羅城門を中心に、左右に東寺と西寺が配置されていました。



メモ 東寺・南大門

この正門は三十三間堂(蓮花王院)の西門として建てられたものを1895年(明治28年)に教王護国寺(東寺)の南大門として移築したものです。

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運慶一派の仁王像は焼失  

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阿吽 ?



桓武天皇が奈良から京都に都を遷都したお話しを聞きました。


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嵯峨天皇と空海のお話しを聞いてから





小子房(しょうしぼう)は、天皇をお迎えする特別なところです。美しいです。





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総木曾檜造・昭和9年(1934年)弘法大師空海の千百年御遠忌(ごおんき)にあたり再建されました。



 小子房の西側にあるのが、国宝 蓮花門(れんげもん)。
弘法大師空海は晩年この門から高野山に向かいました。
隠棲のため東寺を後にする日、多くの人々が別れを惜しむなか空海自らが念持仏として西院に祀っていた不動明王が、この門に現れ空海を見送ったといわれています。

その不動明王の足下や歩んできた跡に蓮花が咲いたといわれ、それに因んで、この門を蓮花門と呼ぶようになったのだそうです。



 毘沙門堂

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ご本尊は宝物館に安置されています。
(後から拝観しました  東寺・毘沙門天 )


国宝兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)
中央の地天女、右が尼藍婆(にらんば)左が毘藍婆(びらんば)です。


メモ 平安京の入口である羅城門の楼上に祀られていた。

※ 金鎖甲(きんさこう)という鎧を着て、腕には海老籠手(えびごて)と呼ぶ防具を着け、筒状の宝冠を被り、左手に宝塔、右手に宝棒を持つ。




国宝 : 太子堂(御影堂)は修理中でした。
国宝・弘法大師像

※毎朝6時に弘法大師空海 生身供(しょうじんく)がはじまります。

御影堂(みえいどう)のなかで、弘法大師空海が唐より持ち帰った仏舎利を頭と両手に授けていただく法要はどなたでも、ご参拝できます。(HPより)







食堂 : 本尊・十一面観音像

メモ 本尊(千手観音菩薩・宝物館に安置)の廻りを四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)が守護していた。
火災で損傷していますが食堂にいらっしゃいます。(千手観音様を身を呈して守ったのですね。)
ご本尊は宝物館に安置されています。








食堂南側にある御堂に安置されている、夜叉神にご挨拶してから金堂、講堂、五重塔を拝観しました。


メモ 夜叉神は、もとは南大門に安置されていました。前を通る旅人が礼を尽くさないと呪って、罰を与えるということで中門に移されました。(現在 中門はありません。)
東が雄夜叉、西が雌夜叉。
今は歯痛を治す神とされる。(歯があります。)










仏像のサイズ定義、丈六仏と大仏のサイズと、弘法大師空海が唐から持ち帰った仏教の真髄、密教の仏に護られている空間、世界観を人々にわかるように両界曼荼羅を造ったお話しを聞いて進みます。




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メモ  重要文化財 : 講堂 ・室町時代
空海がつくった勉学の場、お寺の教科書のような所。

金剛界曼荼羅・胎蔵界曼荼羅を立体にした場所。( 2Dから3D へ空間を表現している)

須弥壇(しゅみだん・仏の世界)の四隅は四天王(天部)が結界を守っています。

☆天部の人気の多聞天(グループの時)は、1人の時には毘沙門天と名乗り、鬼門の北を守ります。

☆司令塔は、隙のないイケメンの帝釈天(もとどりを鎌倉時代に盛りヘアーに)と相方の梵天。

☆如来になる前の菩薩5レンジャーのグループ。

☆中央の五体は悟りを開いたトップファイブ

☆不動明王は大日如来の化身、五体は叱咤激励チームの明王グループです。


仏像のランクと沢山の観るときのポイントを教えて頂きました。

メモ 国宝・ 金堂の薬師如来 : 江戸時代初期
昔の仏さまを意識し原点に戻って造られたので薬壺を持たない。

光背には七仏薬師、台座に干支の十二神将
人々を永久に護ってくれる薬師オールスターズ。






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メモ 国宝 ・ 五重塔 : 江戸時代 55m
徳川家光寄進の古塔中最高の塔(5代目)
心柱の大日如来(屋根を超えて建てられている中央の柱)を囲む四仏は立体曼荼羅になっています。

江戸時代の流行りで上まで全て同じ大きさ少しずつ傾いているらしいです。
法隆寺は上にいくほどすぼんでいるのだとか。

迦陵頻伽(かりょうびんが)が極楽を表している。
彩色が豪華で、ラピスラズリを使った青い色が綺麗でした。

高価な五重塔を見ながら、当時の時代に想いを馳せます。


五重塔を綺麗に写す カメラ ポイントも教えて頂きました。


最後に

 観智院 : 本尊・五大虚空蔵菩薩(ごだいこくうぞうぼさつ)

唐の長安・青龍寺金堂の本尊(恵果和尚の持仏・空海の師匠)を恵運が山梨の安祥寺に持ち帰った。

面長で眼は細くつり上がっている中国を代表する仏像(中国の仏像=ラーメンマン)

五体はそれぞれ、獅子、象、馬、孔雀、金翅鳥(こんじちょう・迦楼羅)の上の蓮華座に座っています。

密教を論争する東寺の大学院のような所(図書館スペース)  ※3年ぶりの公開

十三詣り: 知恵を授ける虚空蔵菩薩から豊かに大人になる為のパワーを頂く

枯山水庭園、武者隠しの部屋、竿口天井、手縫いの畳など拝観。

宮本武蔵の鷲の図、竹林の図(動と静)は、吉岡一門から一時匿われていた時に描いたとされる。(バカボンドを思い出す)







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本日は東寺初級コースなのだとか。
中級上級があれば参加したいと思います。



西國三十三箇所の御朱印
(観智院の御朱印を頂くのを忘れました)


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食堂で御朱印を頂き、草場一壽さんがいらしてサインを貰おうと思ったのですが残念ながら気に入った絵が売り切れでした。


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欲しかったポストカード(素戔嗚)

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