【電磁波を測定してみよう】

電磁波とは、電界(電場)と磁界(磁場)が相互に作用しながら空間を伝播する波

おそらく「電磁波は健康に悪影響を与えない」と考える人の方が多いだろうが、電磁波の影響による頭痛や体調不良を訴える人もいる。 スウェーデンのように電磁家過敏症を障害(公的保険の対象)として認定し、安全基準を設定している国もある。

 

 

電磁波は目に見えないし、私は敏感ではないので五感ではわからない。それでも直感で人体に悪い影響があると思い、いくつか対策をしてきた。 

 

 


去年の電磁波対策(自分で測定編)

まず安価な「簡易電磁波測定器」を購入して、家の中の気になる家電をチェックしまくった。 

 

 

◆ 意外だったこと ◆ 

  • 電気製品の電源をオフにしても、プラグをちゃんと抜かない限りは数値がゼロにはならない
  • 使用中の延長コード(電源タップ)自体にも高い数値が表示された
  • テレビに至っては、アンテナ線を壁から抜かないとゼロにはならなかった(テレビは全く見ていなかったので無駄な線は全部外した)
  • 2階の部屋の「床」で部分的に強い反応が出る(1階の天井の電気配線が原因)

 

◆ 測定後に感じたこと ◆ 

  • 今まで24時間 Wi-Fi機器をONにしていたが、夜間はOFFにして電源プラグを抜くことにした
  • 就寝中、スマホはベッドから離れたところに置く
  • 使用中の電子レンジは高い値が出たので、使っているときは距離をおいた方がいいと思った
  • 電子レンジをなるべく使わずに、蒸し器で温めたり、鍋で炊飯してみよう(実際、美味しい)
  • 電磁波対策グッズとして「スマホに貼るシール」や「ネックレス」などが高額で売られているが、それは効果がよくわからない(数値が測定できない)ので手を出していない

◆ ネットで話題の電磁波対策について ◆ 

  • 電磁波対策グッズとして「スマホに貼るシール」や「ネックレス」などが高額で売られているが、それは効果がよくわからない(数値が測定できないから)ので手を出していない
  • 「カタカムナ」怪しさ満点の「大和缶」についても、私は信じていない
 

 

去年の電磁波対策(プロの測定士に依頼編)

対策がよくわからなかったので、プロの電磁波測定士に部屋の測定をしてもらった。

 

◆ 電磁波を抑制する「アース」 ◆ 

せっかく電気製品にアース線がついていても、コンセントにアースがないことも相談してみた。天井に近いエアコン用のコンセントのアースに延長線を繋いで利用できるかと思ったが、測定士さんに診断してもらったら、そのアースは全く機能していなかった(ダミー?)

 

 

この残念な問題も含めて、具体的な対策を教えてもらった

 

 

◆ 可能な電磁波対策 ◆ 

  • Wi-Fi本体機をパソコンのそばではなく、部屋の外に置く
  • パソコンのネット接続ははWi-Fiではなく、LANケーブルで有線接続
  • 部屋の延長コード(電源タップ) の配線・位置を考え直す
  • 天井からのコードを結んで短くし、照明の高さを上げる
  • 1階の天井の電気配線による2階の床へ影響 → 電磁波防護布を敷いて対応
  • アースが機能していない問題 → アースがないコンセントでアースができる「プラグインアース・エルマクリーン」という機器を購入
 

【結果】

上記のようにできる限りのことをやってみたが、体調が良くなるなどの変化は今のところ感じられない。そもそも「電磁波が原因で体調が悪くなった」という自覚はなかったし⋯。

 

ただ、得られたとすれば「健康に害を及ぼす可能性がある原因」を一つ取り除いたという「安心感」だろうか😓

 

 

【電磁波といえばあの話】 

電磁波による健康被害。10年前なら「被害妄想だ」と笑う人の方が圧倒的多数だった。さらにさかのぼって20年近く前、渦巻き模様を貼りまくり、「電磁波攻撃された」と訴えていた白装束の集団を覚えているだろうか。

 

 

しかし現在、5Gに対する不安や疑念から、電磁波に関心を持つようになった人もいる。 もちろんすべては「仮説」だと考えてよし。自分が何を選択するかは自由なので。  

 

 

 

via 迷走記
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