昨日、木場先生の体幹ゼミで始めたボルトの側弯症 の映像を見た。
やはり右側湾で、腰椎の1,2番あたりが頂点となっていた!!
この側湾が左にあったら、ボルトは、地方レベルのランナーだったに違いない。
右側弯により、左の腰部、下半身の負担が減り、左脚の屈曲伸展は、右よりも過剰になる。
右側弯では、同じ力がかかった場合には、左半身(ハムストリング)への負担は少なく、右半身の負担が大きくなる。
側弯がない人の場合、地球の地軸の関係で、同じ力がかかった場合、左半身への負担は右よりも大きくなる。
しかし、なぜ、ボルトは構造的に負担のかかりにくい左ハムストリングが肉離れになりやすいのか??
左脚の屈曲伸展の動きが右よりもかなり大きいためにそれだけ筋肉に負担がかかってしまう!!
左脚が蹴り足の時の歩幅が20センチぐらい、右脚が蹴り足の時より長い事からもわかる。
これはまた、神から与えられた試練で、左下半身は、構造的に負担が少ない分、機能的に負担が大きくなっている。
また、側弯があるためにアンバランスになりやすく、肩を左右揺さぶるような重心移動による、「地球の重力を使った!!」走りができるようになった。
いろんな偶然が重なって、生まれたボルトの走り!!驚異的な記録は、神が与えた多くのギフトによって成し遂げられたに違いない!!