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エディオンとビックカメラ提携

 家電量販店2位のエディオン(売上高0.8兆円、西日本の郊外店中心)と5位のビックカメラ(同0.5兆円、首都圏の駅前店中心)は、8日に資本・業務提携を発表し、2009年を目処に事業統合を目指す。背景には、首位のヤマダ電機(同1.2兆円)との価格競争の激化があり、仕入れ一本化や物流網の共同利用による規模の利益を目指す。
 小売業の競争条件は、立地、品揃え、価格、顧客サービスであるが、ナショナルブランド中心の家電ではとりわけ価格の要素が大きく、家電量販店のM&Aは今後も続くものと考えられる。

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