信長 | クリエイジ コラム ◆ 一週一冊良い本を読もう ◆

信長

 東京・新橋演舞場の正月公演(1/2-1/27)では市川海老蔵が「信長」に意欲を燃やしている。小泉首相も愛読した加藤廣「信長の棺」は20万部に迫る人気らしい。
 独創性と果断な実行力で日本人離れした織田信長には多彩な作家が物語を紡いでいる。一気に読み比べてみるのも一興だが、旧臘28日に完結した毎日新聞夕刊連載の佐藤賢一「女信長」が上梓されるのも待ち遠しい。

(推薦書籍)
加藤廣「信長の棺」
秋山駿「信長」 新潮文庫 あ 39-2
安部龍太郎「信長燃ゆ 上巻」 新潮文庫 あ 35-6
宇月原晴明「信長-あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」 新潮文庫 う 13-1
津本陽「下天は夢か 1」 講談社文庫 つ 10-14
司馬遼太郎「国盗り物語 3 織田信長 前編」  新潮文庫 し 9-6
山岡荘八「織田信長 1 無門三略の巻」 山岡荘八歴史文庫 10
辻邦生「安土往還記」 新潮文庫 つ 3-1