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骨太方針

 政府は6月の経済財政諮問会議で「骨太方針」として、2006年度の予算案の基本的な考え方を示す。一般歳出の抑制、公共投資の削減、社会保障費の見直し、三位一体改革などが中心となる可能性が高い。一方、民主党は、国家公務員の人件費削減を含め3年間で10兆円の歳出削減を目指す再建ビジョンに着手した。


 「官から民へ」「国から地方へ」の改革とともに、団塊ジュニアが子育てに入るこの数年間は、少子化対策が日本の最大課題であり、子ども減税や児童手当、保育サービスの充実についての議論と予算化を期待したい。


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