前回は、集団行動に慣れさせながら
コミュニケーションをとれるようにする活動の、
見学へ行った時の様子を書きました。
子供達の数も、とても多くて終始パニック状態だったkuーちゃん。
この活動は、うちの子には合わないと判断し
保健師さんから療育を勧められました。
⚫保「お母さんも大変になりますが、療育は必ず変わります。
kuーちゃんはまだ2歳です。
必ず伸びます。
結果が出るまでに少し時間がかかるかもしれない。でも無駄には絶対なりません」
保健師さんは、力強く私に話をしました。
たぶん、保健師さんとしても本題の話はこの療育の話であって
前回書いた、集団で活動するというものは
私にとっても、kuーちゃんにとっても
ワンクッション置いていたのではないかと思う
いきなり、じゃぁ療育行きましょうと言われても戸惑うかもしれないし。。
ちなみに、この時点で保健師さんからは
もちろん、【発達障害】や、【自閉症】という言葉は一切出てこない。
成長がゆっくりなんですねとか、フワッとした言い方をする。
【療育】という言葉も出さなかった。
療育を勧めてきた時は、
成長するための場所
その子に合わせて伸ばしていく場所
そんな風に言っていた
だから、私は【発達障害の子】もしくは、
【発達障害グレーゾーンの子】が通う場所だと気づいたのは随分後だった。
⚫そして、療育の見学を予約をとってもらい保健師さんと一緒に見学をした。
見学した時の第一印象
kuーちゃんと似た行動をする子がたくさんいる。。。( °Д°)
なんか安心する。。
それなりに、数は決められているので増え続けることはないが、まぁまぁの数の子供が居ました。
療育はお母さんも一緒です。
⚫まず初めは療育の先生から、
どういったことを行っているのか、
どういう事を大切にしているのか、
あとは1日の流れなど説明を受けました。
その後は皆に挨拶をしました。
見学で来たことを伝え、子供の名前、
住んでいる地区などを話しました。
療育に通っている子の中で、kuーちゃんは1番チビちゃんでした。
だいたい、3歳~4歳前後の子が多かったです。
⚫そして、朝の活動に一通り参加しました。
まー。。落ち着かない。
椅子に座ってられない
すぐに立って走り回る
先生の話を聞こうとしない
私が、うわー。。。どーしよ
またここでも、ダメなのか。。。
そう思っていると、、、
さすが、療育のプロです!!
先生が、kuーちゃんを座っていられるようにするため、
フワフワした小さいボールと、
そのボールを入れる丸い穴が真ん中にあいた
入れ物をスッとさしだして、
座るように仕向けました。
たぶん、これが普通の話の通じる子供であれば
お母さんはきっと、
何やってるの?!
座らなきゃダメでしょ!
早く座りなさい
立っちゃダメよ!
そんな風に、子供に言うのでは無いでしょうか
でも、もし私がkuーちゃんに、
ちゃんと座りなさい!!
立っちゃダメでしょ!!なんて言ったら
kuーちゃんは、ますますパニックになり
暴れます。泣いて泣いて、もっと大変な事になります。
無理やり、席に座らせようなんて絶対無理です
だから、療育では子供自ら、進んで座りたくなるような状況を作るのです。
今回の場合、kuーちゃんは
先生が持ってきてくれた
小さなフワフワしたボールを入れて、
また出しての繰り返し作業がヒットしたのです
先生は言いました。
ここでは、立ってウロウロしてしまうのはOKなんです。
タイミングをみて、座りたくように仕向けます。
初めからジッと座って先生の話を聞けるという子はあまりいません。
みんな最初はウロウロします。
部屋から出ていかずに、
この部屋にまずは入れること。
ウロウロや、走っていてもいいから
この部屋から出ていかないこと
それが出来ればOKなんですよ!
。。。。(;_;)
私、泣きそうになりました。。。
同じ年ぐらいの子はみんな、ちゃんと座って先生のお話聞いてるし、
戻りなさいってママが言えば戻るし、
なんでkuーちゃんは出来ないのかなって悩んでずっと苦しかった。。
でも、ここに通っている子もみんな初めはそうだったんだ
ここに通って頑張れば、kuーちゃんも変われるんだ

救われました。
そして、私はこの体験が終わったあとに
この療育に通うことを決意しました!!
その日にすぐ、
通いたいです
kuーちゃんも楽しそうにしていました。
お願いします!!!
そう言って、療育の申請をする事にしました。
kuーちゃん、ママと一緒に頑張ろう!!
そう前向きに動き出しました。
そして、療育申請が色々と完了して
1ヶ月、療育スタートになりました

続