Steins;Gate 22話 存在了解のメルト | 戯言cafe

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好きなことを好きなように。

「β世界線に戻れば、このDメールを消せば、お前が死ぬ」


ラジオ会館の屋上で、寝ころんでぼんやりと空を見上げる紅莉栖。
岡部が紅莉栖を探し出すものの、まゆりと会えたことを伝えると、
もう言葉が出てこない。
紅莉栖を一人残し帰ろうとすると、空が泣きだした。

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然の雨にずぶぬれになった2人は、ラジ館の中で雨宿り。
相変わらずの夫婦漫才を始めるけど、どこか切れが無いような・・・。
漫才の途中で、岡部の白衣のほつれに気がついた紅莉栖が、縫ってる(^^)

「多分、この近くよね。私が刺された場所」
紅莉栖にも、別の世界線の記憶が残っていた。
刺された時のこと、まゆりを助けようと必死になる岡部の姿も。

「ねぇ岡部、まゆりを助けて」
「岡部は、まゆりを助けるべきなのよ」

自分が死ぬことを厭わず、世界線を変えるように岡部に告げる紅莉栖。
けれど、紅莉栖を犠牲にしてまゆりを助けることに納得のいかない岡部は、
タイムリープを繰り返し、別の方法を探ろうとするが、
追ってきた紅莉栖に止められる。



「逃げたって、逃げたって苦しくなるだけよ!」
まゆりの死を何度も見せつけられ、助けられない絶望感を味わうだけ。
それを繰り返したら、岡部が壊れてしまう・・・。

「壊れなどしない。俺が何回まゆりの死を見届けたと思う」
何度も見てきたせいで、まゆりの死に対して、何も感じなくなっている岡部。
さらには、死のタイムリミットを知るために、わざと留まっていたことも。

それでも、まゆりを助けると、紅莉栖が死んでしまう・・・。
「戻るだけよ!Dメールが送られなかった最初の世界線に!」
まゆりを助けたいと願う、岡部と紅莉栖のために。


衝突することも多かったけれど、まゆりを助けるために奮闘した岡部を
支え続けた紅莉栖。
彼女の理論にしびれて、彼女の言葉を頭に刻みつけて、岡部がずっと
憧れていた存在。

「俺はお前を助けられない。すまない」
「ありがとう、私のために、そこまで苦しんでくれて」


恐怖を押し込め、岡部がβ世界線へ移っても、自分がα世界線で
生き続ける可能性を並べる紅莉栖。
岡部が覚えていてくれたら、私はそこにいる・・・。

「おまえのことは、絶対に忘れない。誰よりも大切な人のことを、
忘れたりしない」
「俺は、お前が好きだ」
紅莉栖に返答を求める岡部に、返事をせずただ目を閉じろと訴える。

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お互いの存在を忘れたくなくて、何度も繰り返す口付けは、涙の味がした・・・。

・・・時間が、あっという間に流れていく。
今だけは、アインシュタインに文句を言いたい気分。
相対性理論って、とてもロマンチックで、とても切ないものだね。



早朝、紅莉栖は秋葉原を発ち、アメリカへ向かうことに。
見送りは岡部のみ。
手土産にタケコプカメラ―を手渡し、お礼にと明後日の方向に投げられたドクぺを
岡部が拾い、振り向いたときには彼女の姿は無かった・・・。


ダルがSERNへハッキングし、最初のDメールを見つけた。
これを消せば、β世界線へと移動できる。
泣きだしそうなのを堪え、必死に演説を続ける岡部に対し、辛そうに見守るまゆりとダル。
確か2人とも、今の状況をすべて説明してもらったんだよね。

岡部がDメールを消すためにエンターキーを押したとたん、アメリカに帰ったはずの
紅莉栖がラボに飛び込んできた。


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「さよなら。私も岡部のことが」

世界線が移動してしまい、最後まで聞けなかった言葉。

ラボメン004は存在せず、紅莉栖が白衣を縫った後も消えていた。

「オカリン、もういいんだよ。」
「もう、その口調続けなくていいんだよ。まゆしぃは大丈夫だから」

電話レンジ(仮)とIBN5100は処分し、もう2度と世界線を変えないと誓う岡部。




ふいに、ダルに電話がかってきて、相手は鈴羽!?
「私は、2036年から来た橋田至の娘、阿万音 鈴羽。
私の話を信じて!第三次世界大戦を防ぐために!」



あちこち原作を切り貼りした後がしっかり分かりましたが、
それでも泣いてしまいました(^^;
ED中に電話がかかってくる演出は、ゲームと一緒なので嬉しくなりました♪

放送の時間帯、シュタゲ関連のワードが上位にあがってたみたいですね。
紅莉栖ちゃんの株が上がった!?


アニメでは紅莉栖が止めましたが、ゲームや小説では、何度も
タイムリープを繰り返し、まゆりの死を回避しようとした岡部。
小説版で、タイムリープに失敗して精神が崩壊し、精神病院に
連れ込まれそうになるオカリンや、タイムリープしたことを「忘れた」
オカリンの姿もありました。
・・・アニメでやらないかな、とちょっと期待したんですけど、
無かったですね(^^;






どうして、アメリカに帰ったはずの紅莉栖が、ラボに戻ってきたのか。
因果律のメルトを紅莉栖目線で追ったドラマCDを聞くと、よく分かります。

α世界線だと、いいお父さんなのに・・・。