真っ白で大きな鳥居をくぐると、
真新しい楼門があります。


大きいし、木の香りがするぐらい新しい。


左右の格子(?)の中にはまだ何もありません。



釘隠しの装飾も真新しくて綺麗です。



楼門をくぐり、
左側の道を進んで行くと拝殿があります。


拝殿までの途中に、鶏小屋がありました。


小屋はあるけど放し飼いですかね。
なんとかっていう種類だそうですが、
なんて名前か忘れました。
めちゃめちゃ元気に鳴きまくってました。


そして拝殿までの途中に、
本殿へ続く参道があります。


本殿についてはまたあとで書きます。


こちらの手水舎は水が抜かれていました。


神社によって水があったり無かったりまちまちですね。


拝殿にお参り。





本殿は、10㍍ぐらい?の岩山の上にありまして、
拝殿右側にある↓のような岩の階段を登って行きます。



↓のように、鎖で登る所もあります。


僕はトレッキングシューズだったので、
鎖を掴まなくても登れました。
普通のスニーカーとかで参拝される方は、
ちゃんと掴んで登らないと滑るかも知れませんね。


そして本当に軽く登山な感じで楽しいです。
筑波山の女体山頂手前の岩の所に少し似てる。



そうして登った頂上に本殿があります。


本殿にお参り。


本殿上部に彫られた彫刻の龍と、
目が合っているような感じがします。



本殿から社務所方面に下りて行くと、
大きなドーナツ状の石が半分地面に埋まっているようなものがあり、
そこに下の写真のような御札が大量に貼り付けられていました。


悪縁切りの御札らしく、
社務所で購入出来ます。

そしてこのパウチされた指南書を借りて、
御札を大きなドーナツ状の石に貼り付け、
祝詞を唱えながらその石をくぐるという。

指南書に『そのまま参道を進み参拝する』と書いてあったので、
もう一度本殿まで登ってお参りしちゃいました。


御朱印は2種類頂きまして、
どちらも通常御朱印になります。


右が大甕神社で、
左の金文字が甕星香々背男(みかぼしかがせお)という星の神様で、
土地の神様だそうです。

神職の方がひとりで対応してらして、
とても気さくな良い方でした。

僕の地元は特に有名でもなんでもなく、
日立の方だと知ってる方は少ないと思いますが、
こちらの方には知っていて頂けていたようで嬉しかったです。

限定御朱印は干支御朱印が格好良かったですけど、
今回は遠慮しておきました。



社務所の前まで鶏がやってきてました。



大甕神社をあとにして、
割りと近くの日立灯台に行きました。




灯台に登ることは出来ませんが、
周辺は公園になっていて、
小さなお子さんが遊んでいたり、
大人の方達がベンチでお昼ごはんを食べたりしてました。




本当はせっかくなので浜辺とか岩場とか行って、
波打ち際ギリギリまで行きたかったです。

『海沿いを走って良い塩梅の所が見つかれば良いな』
ぐらいの軽い気持ちで運転していたんですが、
さっぱり見つからなかったので諦めました。


その後、適当に走っていたら東海村に入り、
なんとなくもうぼちぼち帰ろうかなと
カーナビをセットして走っていたら、
『村松虚空蔵尊』の看板が見えまして。

その隣にある大神宮っていう神社に、
以前から行ってみたかったんです。

今回も少し頭をよぎりましたが、
日立の神社だけでも沢山巡るからまた次回にしよう…
と思っていたら、
まさかまさか偶然その近くを通って
たまたま看板を見つけるという。

これは導かれたな、と思ったね。


てなわけで大神宮。
村松大神宮ともいうそうです。

一の鳥居の所に車両進入禁止っぽい看板があるんですけど、
そのまま車で鳥居をくぐって参道を走って良いそうで、
二の鳥居のすぐ右側にある大きな駐車場に車を停めます。





ちなみにお隣のお寺さんとはかなり密着してるぐらいの勢いで、
仏教と神道の違いがあるけど、
もしかしたらここは何かしらの繋がりがあるのかなと思ったんです。
御岩神社でも神社なのに仏様を祀ってるぐらいだし、
そういう所もあるのかも知れないと。

ですが、↓のような看板がいくつか目に入りました。 


どうやらなんの繋がりもないどころか、
少し犬猿の仲なのかな?ぐらいの。
もうほんと、神社の参道に密着してお寺の建物があるぐらいの勢いなのに。


てなわけで大神宮。
『茨城のお伊勢さま』と呼ばれているそうです。



参道に手水舎があり、


水が無いなと思ったら、


センサー付きの水栓でした。


手水って "てみず" と読むんですね。
手水舎だと "ちょうずや" って読むけど、
バラすと普通に "てみず" なんですね。


てな感じで、拝殿に参拝。







拝殿の前に、『なで犬』がありました。


ひと回り大きいわんちゃんの周りに、
十二支になぞらえたわんちゃんがいて、
願いによって撫でるわんちゃんが違うようです。


僕は健康と長寿を願い、
自分の干支のわんちゃんを撫でてきました。



ここの神社にお参りしたかった理由として、
拝殿左奥の晴嵐神社は、
呼吸器守護という珍しいご利益があるからと、
例の本で知ったからです。


僕の呼吸器を是非守って頂きたいなと。



てな感じでお参りを終えて、
社務所に御朱印を頂きにいったわけですけど、
とても嫌な思いをしました。

神職の方がひとりでやってらしたんですが……
まぁ機嫌が悪かったのかなんなのか……
とりあえずもう二度と行かないですね。


神様は最高だけど、人は最悪だなと。
神職でもあんなに嫌な奴いるんだな。
大甕神社の神職の方はとても良い方だったのに。
楽しかった神社巡りの最後は最低でした。


で、イライラしながら参道を抜けてきたんですが、
『軽食喫茶』
の看板が見えまして、
お昼食べてなかったからちょっと寄ってみようと。

本当に一の鳥居の目と鼻の先にありました。





で、車を停めて店内に入ったら、
そこは昭和でしたよ、完全に。
なんたって、テーブルがインベーダーゲームですから。


メニューも昔ながらの喫茶店&スナックメニューと言いますか、
涙ちょちょ切れもんの懐かしい雰囲気。


子供の頃、まだ親父がいた頃、
こういうお店に行った記憶が蘇りましたね。
なんか、じーんときちゃったよね。

ソーダ水とドライカレーを注文しました。






コーヒーカップに注がれた味噌汁も良い雰囲気。


味も全体的に喫茶店味でね。
懐かしかったよ。

ご高齢の御夫婦がやってらしたんですが、
もうこの場所で50年以上このお店をやってらっしゃるそうです。
僕よりも年上のお店でした。

近所にあったら通っちゃうな。
アルコールも少しあるので、
こんな雰囲気の中で軽く飲んだりも良いよね。

大神宮には二度と行かないけど、
(あの神職がいなくなれば行くけど)
お寺には行ってみたいので、
また是非こちらに伺おうと思います。

あの神職のせいで荒んだ心を、
こちらのお店と御夫婦が見事に癒やして下さいました。


てなわけで、良い気分で帰路に就きました。

道中、車の走行距離が70000㌔に達しました。


大切に扱って、
これの3倍ぐらい乗ろうと思います。
サーキットは行きますけどね。 


そして前日の夕方に洗ったばっかの車が、
24時間も経たない内に
黄砂によってアホみたいに汚くなってました。


黄砂とか花粉とかやだよね。
花粉はまだしも、黄砂とか許せん。
ろくでもないもんを日本に飛ばしやがって。
咳出るし喉イガイガしたり痰絡んだりするし。


そんな感じの昨日でした。

長いブログにお付き合い頂いてありがとうございました。