今年の二月以来、久し振りに筑波山登ってきました。
そして二度目の麓からの挑戦です。
では、いつものように時系列でお送りします。
■6:14・・・市営神郡駐車場 着 &登山開始
てなわけで、情緒たっぷりの『つくば道』を進んでまいります。
筑波山と逆側の、北条大池方面はこんな感じで、
歴史のありそうな雰囲気です。
↓↓↓
で、僕はこちらを進んで行きます。
こうしてここから筑波山を眺めると、
あぁ、これから登るんだなぁとまじまじと思います。
『行くぜ筑波山』って感じ。
ちなみに↓↓↓に写ってる辺りからもう徐々に道に勾配がつき始めます。
筑波山はもう始まってます。
そして今朝の西側の空はこんな塩梅で、
東側は雲ばっかでした。
まぁ雨降んなきゃ良いや、的な。
筑波山の頂上とかからこの辺りも見えるんですけど、
↓の写真の右側の『カキッ』と曲がってる側道的な道が、
上から見た時に目印になって分かりやすいです。
道中こんな花畑がありました。
ウクライナももちろんですし、
全世界に平和を!
■6:38・・・筑波山神社 一の鳥居
以前も書きましたが、
この鳥居の先辺りから勾配がよりキツくなって大変です、個人的には。
こんな勾配の箇所が沢山あります。
↓↓↓
もう脚パンパン。
■6:51・・・旧 筑波山郵便局
相変わらず良い雰囲気。
郵便局とこの当時のままの石段を残してくれているのが素晴らしい。
そのちょっと上の所から富士山が見えました。
あと東京の高層ビル群やスカイツリーも良く見えました。
■6:55・・・筑波山神社 着
大体皆さん筑波山登山と言えば、
神社もしくはつつじヶ丘からスタートするはずですが、
僕はもうこの時点で汗だくで脚パンパンでした。
『この先行けっかなぁ』
とちょっと心配になりました。
■7:04・・・女体山山頂を目指してスタート
この鳥居までの勾配ですらキツ過ぎる。
脚がダメだ。
■7:14・・・酒迎場分岐
酒迎場ってなんて読むんですかね?
そして、
つつじヶ丘を経由する遠回りだけど勾配のゆるやかな
迎場コース+おたつ石コースで行くか、
ショートカットだけど地獄の白雲橋コースで行くかをしばし悩みましたが、
なんとなくギタギタに疲れてやろうと思い、
白雲橋コースを選びました。
道中、そのキツさをまじまじと思い出しました。
既に脚がパンパンなだけに本当にキツくて、
何度帰ろうか悩んだことか。
大袈裟でなく、多分10回ぐらいは休憩したと思う。
あと、登ってる時も極力脚を上げないで済むような、
段差の小さい所を狙って登ったりとか。
あそこのコースはアレですね。
女体山山頂へのショートカットではなく、
地獄へのショートカットです。
■8:14・・・弁慶茶屋跡 着
本当はしっかり休憩したかったんですが、
道中僕の前に若者3人のグループが居て、
ずーっと話をながらゆっくり歩いてて鬱陶しかったんです。
まぁ逆にずーっと喋りながら同じペースで登れるのは凄いな、と関心してましたが、
香水的な香りも気持ち悪かったし、
男女のリア充グループなのも羨ましいしで、
どうにかしてリア充を追い抜きたいと。
で、そのリア充達はこの東屋に消えていったので、
抜くにはもうここしかないと。
なので、せっかくのこの東屋は写真だけ撮って完全にスルー。
心の中で『休みたいよォォォォォ』と絶叫しました。
まぁそんなわけでパンパンの脚にムチを打って歩を進めました。
↓の巨大な切株を見ると、ここから奇岩シリーズが始まるなぁとワクワクします。
■8:17・・・弁慶七戻り
動画でどうぞ。
奇岩シリーズはワクワクしますが、
奇岩が多いってことは足場も岩が多くて大変ってことなので、
僕の脚は段々『もう良くね?帰ろうぜ』と呟くようになってきました。
ですがシカトして頑張りました。
■8:35・・・大仏岩
写真だと『なんのこっちゃ』でしょうが、
実際見るとまぁまぁ大仏ですよね。
そしてこの大仏岩まで来るとあと少しだなと思うんですが、
個人的にはここからがまたキツい。
普通につつじヶ丘からスタートしたとしても、
いつもここからキツさが増す印象です。
■8:43・・・女体山山頂 着
麓から頑張って登って、
筑波山の最高地点へやって参りました。
男体山よりも女体山の方が高く、
その標高は877メートルなんですが、
標高とは?と調べてみたら、
東京湾の海面をゼロメートルとして、
そこから何メートルかってことのようですね。
なので麓から877メートルってわけではないみたいです。
となると、麓からだと何メートルぐらいなんでしょうね?
この辺りは山地なので、つくばの市街地よりも標高は高いでしょうけど、
まぁそんな100メートルとかは変わらないでしょう、きっと。
動画もどうぞ。
今日は登り始めこそ6:00頃でしたが、
麓からの登山ゆえに、筑波山神社を出たのは7:00過ぎになってしまったわけです。
なので山頂に着く頃には人が増えてきてしまい、
山頂でゆっくりできませんでした。
↑の動画を撮ってる僕の後ろに結構人がいました。
てなわけで、動画と写真を撮って即撤収。
こんな慌ただしい山頂は初めて。
でも人懐っこくて本当に可愛かったです。
モフモフ出来て良かった。
ちなみに山頂、超寒かったです。
登ってる時は暑かったのに、
即汗がひいて寒くなりました。
■8:58・・・御幸ケ原 着
お店が開いてる時間に来たの初めてかも。
なのでコマ展望台が開いてるのも初めて見た。
そしてコマ展望台の色が茶色になってました。
元々は緑でしたよね???
あと、なんかこんなお洒落モニュメントがありました。
筑波山も映えを意識し始めたわけですな。
時代の流れに乗っていてとても良いと思います。
自分が知らないだけで、もしかしたらもっと新しいことをしてるのかも知れませんね。
まぁ観光客や登山者が増えれば、それだけマナー違反野郎共も増えてしまいますが、
そいつらにマナー違反をさせないような状態や雰囲気を作っていけたら良いですよね。
そして御幸ケ原も混んでました。
なので下界から持ってきたおにぎりだけ食べて、
男体山山頂に向けて登り始めました。
そしてこの男体山山頂までの登り、
今までで一番キツかった。
一回休憩したことにより、
脚にダメージを受けたところが表面化したというか。
右脚の付け根ともも裏がとても痛い。
もうほんと、ここを登ればあとは下るだけだから!
と念仏のように自分に言い聞かせて、気合いで登りました。
本当にキツかったなぁ……
何度立ち尽くしたことか。
■9:24・・・男体山山頂 着
やっと着いた。
今年一番頑張ったんじゃないだろうか。
……っていう感動に浸りたかったんですが、
やはりこちらも混んでいました。
そして若い女子が景色に感動したようで、
『景色綺麗!エグっ!』
と言いまして。
景色が綺麗でエグいってなんだ?
と若干イラッとしました。
若者の皆さんは『ヤバい』みたいな意味合いで使ってるんでしょうけど、
なんだかあんまり受け入れられんな、と。
まぁ自分も『ヤバい』は普通に言いますし、
それだってもっと年上の方々からしたら
『なんでもかんでもヤバいって言いやがって』
とか思われてるかも知れないですしね。
流行り言葉みたいなのはもう仕方ないですね。
でも良いものに対して使う『エグい』は嫌い。
エグいものに対して『エグい』は全然良いですけど。
てなわけでこちらも慌ただしく撤収。
気を取り直して立身石へGO
■9:33・・・立身石
靴きったね。
いやぁ、立身石は良いですよ。
なんたってめちゃめちゃ景色良いしほぼ誰も居ない。
素晴らしい景色を独り占めですよ。
……と言いつつ、今回は立身石からの遠景はあんまり撮りませんでした。
つくば道ばっか撮りました。
↓の真ん中に写ってる道を歩いてきたわけです。
上から眺めると、思えば遠くへ来たもんだと歌いたくなっちゃいます。
麓から登ってきて、
↓みたいな急勾配のところを登って山頂に達するわけですもんね。
人は凄い。
紅葉は全然まだまだでした。
あまりちゃんと探さなかったけど、
あ、綺麗だな、と思ったのはこれだけでした。
↓↓↓
というか今年ってずっと暑かったせいで、
あんまり紅葉せずに葉っぱが落ちちゃったり枯れたりしてる所もあるみたいですね。
筑波山も登山道に枯れ葉いっぱい積もってました。
■9:48・・・下山開始
筑波山神社に向けて、御幸ケ原コースを下りていきます。
下りは楽ですが、
右脚がとにかく痛かったです。
右脚ばっか痛い。
これは多分右脚ばっか使って登ってるんでしょうね。
バランスが悪くて、左右を均等に使えていないと思われます。
ジムの筋トレの時もそうです。
脚に限らず、腕も胸もそう。
左にちゃんと効いてる感じがしないんですよね。
どうすれば良いのでしょう?
道中ケーブルカーと遭遇しました。
登りと下りがタイミング良く来て、
どっちの乗客にも沢山手を振ってきました。
お客さんも手を振ってくれる人が数名いらして、
嬉しい気持ちになりました。
てなわけで御幸ケ原コース終了。
蜘蛛の巣が輝いてました。
■10:52・・・筑波山神社 帰還
神社に長蛇の列が出来てました。
おめかししてる子供もいたので、
七五三だから混んでたのもあるのかな?
神社&お土産屋さん前も大混雑。
僕は麓まで歩くので渋滞知らず也。
で、少し早めのお昼にしました。
きのこ蕎麦です。
疲れぬいた体にお汁が染みやした。
ご馳走様でした。
■11:19・・・下山開始
つくば道を下りていきます。
そして相変わらず右脚痛い。
山を登ったり下りたりしてる時は右脚の付け根と太もも裏、膝の右側辺りが痛かったんですが、
つくば道を下り始めたらスネとふくらはぎも痛くなってきました。
要するに右脚ほぼ全部痛い。
で、左脚も痛くなってきました。
すねとふくらはぎ。
道中、何名か登ってくる人達とすれ違いました。
もうお昼で気温が上がってるのに、
これから登るんじゃ大変だなぁと思いました。
でもつくば道の同士って感じで少し嬉しかったです。
てな感じで無事に下りて参りました。
次回麓からチャレンジする時は、
迎場コース+おたつ石コースにします。
あと全く未体験の薬王院コースも登ってみたいです。
色々な楽しみが待ってますね。
ちなみに帰りの運転中、
両足つりそうでした。
こんな時のマニュアルは大変です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
楽しんで頂けたり、何かの参考にして頂けたら幸いです。
追記
参考までに距離と、僕が実際に掛かった時間(休憩込み)を記載します。
■神郡駐車場→筑波山神社(つくば道 登り)
・距離:2.3㎞
・時間:40分
■筑波山神社→女体山山頂(白雲橋コース 登り)
・距離:2.8㎞
・時間:100分
■女体山山頂→御幸ケ原(山頂連絡路 下り)
・距離:0.55㎞
・時間:15分
■御幸ケ原→男体山山頂(登り)
・距離:0.3㎞
・時間:15分
■男体山山頂→立身石(下り)
・時間:10分
■立身石→御幸ケ原(下り)
・時間:10分
■御幸ケ原→筑波山神社(御幸ケ原コース 下り)
・距離:2.0㎞
・時間:65分
■筑波山神社→神郡駐車場(つくば道 下り)
・距離:2.3㎞
・時間:35分
■トータル(神郡→女体山→男体山→神郡)
・距離:10.55㎞
・時間:5時間40分
更に追記
筑波山の帰りにつくばの酒屋の美酒堂に行って、
親の誕生日プレゼントの酒と自分用の酒を買いました。
親には田酒を、自分用には益荒男(ますらお)山廃吟醸。
田酒は元々好きで間違いないから買ったんですが、
益荒男は初めて知って、山廃吟醸が好きなので買ってみた感じです。
益荒男 山廃吟醸とてもうまいです。
山廃なだけにどっしりしていて、
口当たりの強い吟醸って感じでとても良いです。
唇がびりびりするアルコール感も良い。
買って良かったです。