⚠️BLです。苦手な方はご退室ください。
また、この話はフィクションです。某事務所とは一切関係ありません。
ー元太sideー
嶺亜「あ、起きた。笑」
物音がして、目が覚める。
元太「え?なんで嶺亜がいるの?」
嶺亜「別の撮影で来てたの。
そしたら紫耀が元太のことお姫様だっこして歩いてるんだもん!
びっくりしたよね。笑」
元太「あー…笑」
笑っていた嶺亜の表情が変わる。
嶺亜「スタッフさんに頭下げてまわってたよ、紫燿が。」
元太「え?お礼言わないと!」
そう言って、ソファから起き上がり、紫耀の元へ行こうとする。
嶺亜「ざんねーん。
もう次の撮影に行っちゃったよ。」
元太「そっ、か…」
明日会ったら、ちゃんとお礼言わないとな。
本当に何もかも紫耀に助けられてる。
ついこの間までは、迷惑かけちゃいけないって1人で頑張ってたけど、紫耀に話してからだいぶ楽になった。
自分の中で紫耀の存在がどんどん大きくなってる。
嶺亜「愛されてるね。笑」
嶺亜が笑う。
賛同することも、否定することもできなかった。
もう、言われてしまったから。
事実になってしまったから。
そんなことないよ、なんてもう言えない。
嶺亜「もしかして…何かあった?」
俯いた俺の顔を嶺亜が覗き込む。
隠していたって、どうせバレる。
今までさんざん助けてもらったし、嶺亜になら言ってもいいかな。
元太「実はさっき、告白されて…」
嶺亜「あーやっぱり。笑」
納得、といった表情をする。
嶺亜「それで?どうするの?付き合うの?」
元太「でも…俺には、」
嶺亜「まつくがいるから?」
俺の言葉を遮るように、被せてくる。
こくりと小さく頷いた。
嶺亜「なんかそれもさぁ、自分で自分に言い聞かせてない?
もっと素直になりなよ。笑」
本当に、嶺亜には何もかもお見通しだ。
ずっと前からわからなくなっていた。
本当は誰が好きなのか。
だけど気づかないフリをしていた。
元太「正直…揺れてる。」
嶺亜「だろうね。
1人で寂しいとき、いつも側にいてくれたのが紫耀だもんね。」
だけど、やっぱりまつくが好きだ。
その気持ちは変わらない。
それでも、こんな辛い思いはもうしたくない。
目を瞑って、溜め息をつく。
もうどうしたらいいのかわからない。
すると、不意に嶺亜の手が俺のそれに触れた。
元太「ちょっ…、嶺亜っ!//」
嶺亜「溜まってるでしょ?笑」
上目遣いで俺の目を見ると、薄く微笑んだ嶺亜。
元太「うるさいなぁ。笑」
軽くあしらって、目をそらす。
嶺亜「いいんじゃない?一回くらい。笑」
元太「嶺亜は…羽生田以外の人とシたことあるの?」
嶺亜「あるよ。」
嶺亜はこれ以上ないくらい悪い顔で微笑った。
元太「何で?」
嶺亜「だって…
ずっと会えなかったら寂しいじゃん。
でも、会いたいなんて言えないでしょう?」
あぁ、なるほどな。
嶺亜の言いたいことが痛いくらいによくわかる。
嶺亜「まつくには内緒にしててあげる。」
嶺亜が微笑ったのを見て、つられて口角が上がる。
その瞬間、俺の中で何かが変わった気がした。
元太「ところで…誰に抱かれたの?笑」
嶺亜「んー…ナイショ♡」
俺たちは顔を見合わせて微笑った。
翌日。
いつも通り、紫耀と2人で帰る。
もうとっくに習慣になっていた。
いつもと同じ道に行きそうになって、紫耀の手を掴む。
元太「ちょっと俺についてきて。」
紫耀の手を引いて、いつもとは違う道を歩く。
早足で、他の人を抜かしていく。
視界に入ったのは、鮮やかなネオンが光る、ホテル街。
紫耀「元太、ここがどういう所かわかっとるんか?」
心配するような、紫耀の声。
元太「紫耀、俺とシよう。」
その言葉が、人混みの雑音で掻き消されないように、少し背伸びをして、耳元で呟いた。
つづく
どーも。
鈴蘭です。
あーやばいね色々と。
小悪魔れあたんようやく登場です
何したって結局可愛いんだ、あの人は(笑)
ホテルに向かったげんげんとしょうたん。
ようやくお話が動きました。
いやーここまでが長いのなんのって。
次もお楽しみに
読んでくれてありがとうごさいました♡