⚠️BLです。苦手な方はご退室ください。
また、この話はフィクションです。某事務所とは一切関係ありません。





ー元太sideー



まつくの家に着いて、インターホンを押す。


ガチャ…


ドアが開いて、まつくが出てくる。


元太「まつく…!ケガは?!大丈夫!?」


松倉「とりあえず、中入って」


元太「あ、うん。
ねぇ、ケガは?大丈夫なの?」


見た感じ、どこもケガをしているようには見えないけれど。


まつくの家に来るのなんてもう慣れた。
いつものように部屋へ向かう。


部屋に入ると、まつくは椅子に座って、俺はベッドに座る。


なぜか笑わない。
何も言わない。


なんで?
心配で心配で、とんできたのに。


元太「ねぇ、ケガは?
心配して来たんだよ?」


松倉「ケガなんかしてないよ。」


元太「は?嘘だったってこと?」


安心して、ため息が漏れる。


元太「もー、びっくりさせないでよ〜!
俺、超急いで来たんだから!」


それでもまつくは何も言わない。
いつものまつくじゃないみたい。


松倉「元太。」


いきなり名前を呼ばれて驚く。


元太「なに?」


松倉「…浮気、してないよね?」


元太「えっ?笑
してないよ!するわけないじゃん!」


笑い飛ばすように答える。
たしかに紫耀とは仲良くしてるけど、告白されたわけじゃないし。


普通に帰ったりするだけなら、浮気してるなんて言わないよね?


けどまつくの表情は変わらなくて、ずっと難しい顔をしてる。


松倉「なんでウソつくの?」


元太「ウソなんかついてないよ。」


松倉「……もっと早く来てくれると思ってたし、せめて返信くらい欲しかった。」


俺はうつむいて答える。


元太「公演直前だったから…ごめん。
これでも急いで来たんだけど…」


松倉「俺のこと、好きじゃなくなっちゃった?」


元太「そんなこと…!」


ベッドから立ち上がり、まつくに近づく。


松倉「しょうがないよね、俺がずっと元太に寂しい思いをさせてたわけだし…」


元太「俺はまつくのこと好、っん」
 

手で口を塞がれる。


互いの瞳が重なり合う。
やっと、やっと目が合った。
それなのに…


今、まつくの目はきっと俺を見ていない。
その瞳に俺は写っていない。


松倉「それ以上言わないで。」


手が離れる。
そしてまた、目を逸らされた。


松倉「せっかく来てくれたのに悪いんだけど、今日はもう帰ってもらえる?

俺…元太とはしばらく会えない。」


冷たい言葉。


俺は浮気なんかしてないよ。
まつくのこと、ちゃんと好きだよ。


でも、今はそれを伝えちゃいけないんだよね。


元太「わかった…舞台、頑張ってね。」


そう言って、まつくの家を出た。




つづく





はー!せっつな!
あーあ!すれ違っちゃったね!
もおおおおおお!えーん
自分で書いておきながら、叫びたい衝動に駆られますw
5話にしてやっと出てきたまつく。
ケガはウソだったんです。
げんげんを試したかったのね。
久しぶりの再会だっていうのに、ラブラブどころかすれ違いが起きるなんて……どっかの少女マンガか!
まあいいや(笑)




読んでくれてありがとうございました♡