⚠️BLです。苦手な方はご退室ください。
また、この話はフィクションです。某事務所とは一切関係ありません。





ー元太sideー




「おつかれーい!笑」


いつもと変わらない、騒がしい楽屋。


あれから紫耀とは何もなくて。
なんでもない日々が続いていた。


あの日、いきなり抱き締められたのはどうしてだろう?


ただの友情じゃないような気がしたのは、俺の考えすぎなのか。


あれから紫耀のことを変に意識してしまっている。
それなのに、当の本人はなんでもないって感じで。


俺だけが、モヤモヤしてる。


嶺亜「元太、元太ー!」


嶺亜が俺の耳元で叫ぶ。


元太「え、ごめん。何?」


嶺亜「なんか、うわの空だったから。」
 

元太「あー。笑」


嶺亜「何かあったでしょ。笑」


俺の目を覗き込んで笑う。
嶺亜にはわかるんだろうな。
なんかいろいろと、経験ありそうだし?笑


元太「んーまあねっ。」


嶺亜「ねぇ、教えてよ。
俺、結構頼りになるよ?笑」


んー、嶺亜か。
口軽そうだな。笑


でも、このなんともいえない感情を誰かに吐き出したかった。


元太「じゃあ、どこか行こう。」


そう言って、楽屋を出る。 
こうして嶺亜と2人ってあんまりないなぁ。


近くのカフェに入り、適当に注文する。


嶺亜「じゃあ、なにもかも洗いざらい全部話してね!」


元太「えー」


嶺亜「ほらほら、なにがあったの?」


元太「1週間くらい前、紫耀と2人でパンケーキ食べに行ったんだけど。」


うんうんと嶺亜が相槌をうつ。


元太「その時の帰りに、いきなり抱き締められて…」


嶺亜「えっ?まじで!?
それで?紫耀はなんて?!」


元太「辛くなったらいつでも電話してって。絶対出るからって。」


嶺亜「えーそれだけぇ?」


つまらないといった表情で頬を膨らませる。
こいつ面白がってるだけじゃん、絶対。笑


元太「まぁ、そうなんだけど…
なんか変に意識しちゃって。
でも紫耀はいつもと変わらないし、どう接したらいいのかわからないっていうか…」
 

嶺亜「んーなるほどねー。」


腕を組みながら考える。


嶺亜「まぁ、元太のことが好きってことだよねー」


元太「えっ?!ち、違うでしょ!!」


嶺亜「えー絶対そうだって。
元太だってそうじゃないかって思ってたんでしょ?」


やっぱり嶺亜にはなにもかも、お見通しらしい。


元太「じゃあもうどうしたらいいの?」


嶺亜「告白されるまでは普通にしてたらいいんじゃない?変に拒否したら紫耀が可哀想だし。」


元太「たしかに…」


嶺亜「じゃ、何かあったら言ってね!」


元太「ちょっと楽しんでるでしょ?」


嶺亜「えー別にー♪」


帰り道。


「バイバイ」と手を振る俺に、嶺亜が駆け寄ってきて耳元でこう言った。


嶺亜「寂しかったら紫耀に甘えたっていいんだよ。まつくにはナイショにしててあげる。」


元太「えっ…」


嶺亜「じゃあね!」


そう言って、嶺亜は走って帰って行った。


まつくにナイショでそんなことできない。
でも、俺も考えるときがある。


メールも電話も全部俺から。
こんなに寂しいと思ってるのは俺だけなの?
まつくは寂しくないの?
  

そんなことを考えながら家に帰った。



つづく




げんげんとれあたんって可愛い組み合わせだね〜照れラブおすましペガサス
「好きってことだよね」とはっきり言われてしまったげんげん。
好きじゃなくてもなんか意識しちゃう。
しかも恋人にはしばらく会ってない。
しょうたんは告白するのか?
次回もお楽しみにウインク(笑)



読んでくれてありがとうございました