「ただいまぁ。」
『・・・・・。』
「・・・いねぇの?」
玄関にいつも履いてるスニーカーはあった。
それなのに返事がねぇのは・・・
『・・・・zzz・・・』
「やっぱ、寝てんのかよ。」
予想通りっちゃ、予想通りだけどな。
「おい。ソファーで寝るなって言っただろ?」
そう言いながら、オレは彼女の足下に落ちてるクッションを拾った。
『・・・んんぅ・・・』
「・・・ったく。」
っつうか、何で寝てんだよ。
待ってると思って、急いで帰ってきたっつうのに。
「まぁ、こいつらしいっちゃ、らしいけどな。」
ふっと笑う。
そしてオレは、彼女の頬にかかった髪をそっと耳にかける。
『・・・んんっ、、潤くん・・・?』
頬に指が触れると、彼女は眉間にしわを寄せながら、うっすらと目を開けた。
「起きたか?」
『・・んー、寝ちゃってた?』
「あぁ、思いっきりな。」
オレが彼女の髪をそっと撫でながら答えると、彼女は申し訳なさそうに呟いた。
『そっか、ごめん。』
「いや、別に怒ってねぇけど。」
『だっていつも”ソファーで寝るな”って怒るじゃん。」
わかってんじゃねぇかよ(笑)
いつものオレの真似するような言い方をしたのがちょっとおかしくて、黙ってると彼女が頬を膨らました。
『あ、やっぱり怒ってるでしょ。』
「なんでそう思うんだよ?」
『だって、何にも言わないし。』
「そういうわけじゃねぇよ。」
そんなオレを見て、首を傾げながら彼女は問いかけてくる。
『じゃぁ、なに?』
「今日は特別だからだろ?」
そう言うと彼女は驚いたように目を開いた。
『・・・覚えたんだ?』
「なんだよ?オレが忘れてるとでも思ったわけ?」
『うん。だって潤くん忙しいし。』
「いや、そういうおまえだって忙しいのに、オレの忘れてねぇじゃん?」
『まぁ、そうだけど。』
忘れるわけねぇだろ?
大事な日なんだしさ?
彼女の言葉にオレは少しムッとして答えた。
「なに?それとも、別に祝わなくてもよかった感じ?」
『そんなこと言ってないよ?えっ?お祝いしてくれるの?』
「そんな言い方するやつは、祝ってやんねぇ。」
『えぇ!?なにそれ!』
そう言って頬を思いっきり膨らました彼女。
可愛すぎんだよ、こういうところ。
オレはその様子を見て笑ってしまった。
「あははっ!冗談だよ、冗談。」
そう言って彼女の髪をくしゃっとした。
『もうっ!!潤くんのいじわる!!』
そう言いながら、オレの腕をつかんだ彼女。
それをオレはつかみ直した。
「んなこと言って、覚悟できてんの?」
『えっ?』
いや、今日はちゃんとお祝いしてからって思ってたんだけどな。
「っつうか、オレ、ちょっと我慢できねぇわ。」
そう言いながら、オレは着てい服を脱ぎ始める。
『じゅ、、、潤くん!?』
「ちょっ、もう黙って!」
そう言うと、オレは彼女の唇を自分の唇で塞いだ。
最初こそ抵抗してたものの、あっという間にをオレを受け入れる。
そんな彼女が愛おしくてたまらなくて・・・
オレは何度も何度も彼女を抱きしめた。
***
ご無沙汰しております。
みなさん、体調はいかがでしょうか?
ふたば地方はまぁ知ってる人も多いと思いますが、緊急事態宣言ど真ん中ですが、
ひとまず家から出ないように気をつけておりますので、ご安心ください。
コロナ疲れにちょっとだけ、甘いの置いていきますので、よかったらご感想くださいませ。
久々過ぎて、うまくかけませんでしたっ!
以上!!
ふたば。