かなり今更ですが先日、
東京六大学野球の春季リーグ戦日程が発表されましたね
六大学の日程が発表されると、
『あぁ、春が近いんだなぁ(‐^▽^‐)』
と実感します
さて、タイトルの話
学生スポーツで、
対抗戦といえばやはりラグビーですよね
そもそも対抗戦とは大まかに言えば、
各大学の定期戦の集まりを意味します。
関東には大学ラグビーのグループが2つあります
対抗戦グループとリーグ戦グループです。
元々は1つのリーグだったのですが、
定期戦を重視するグループと、
そこに不公平感を感じて、前年度の成績で総当りを主張したグループで対立したらしく、
分裂して以降は今の体制のままです。
今では対抗戦グループもリーグ戦の様に総当り戦となり、
入れ替え戦もあるので一見はリーグ戦と変わり無いようですが、
私の小さい頃は、各チームで試合数が異なっていたのを覚えています。
今でも、
早明戦や早慶戦の日程が固定されていたり、
優勝表彰のない辺りに、対抗戦の名残が残っていますよね。
また、2部制になってシーズンでの対戦は無くなりましたが、
明大ラグビー部は東京大学ラグビー部と毎年、定期戦を実施しています
私はこういう昔ながらの対戦って好きだなぁ
この大学には負けられないっていう試合が、
昔と変わることなく、毎年行われているっていうのは、素敵な事だと思います(*^▽^*)
そしてスポーツは違えど、そんな対抗戦の究極の姿が、
東京六大学野球連盟に残っています
プロ野球も甲子園もなかった時代。
1903年に早稲田野球部から慶応義塾野球部に送られた1通の挑戦状
全てはここから始まり、
東京帝国大学が加入し6大学が揃ったのが1925年。
翌年に明治神宮と東京六大学野球連盟が作った野球場
明治神宮球場、今年で90周年です
※ちなみにその記念に今年の秋、90周年を記念して、
東京六大学野球選抜と東京ヤクルトスワローズが10年ぶりにガチ対決するとの記事もありました
日本最古のリーグ戦
毎年、ずっと変わることがない。。。。。
昔から変わる事のない最高のライバル達と、
昔とかわらない同じ素晴らしい場所で、
昔から変わらない歌を、仲間達と大合唱するо(ж>▽<)y ☆
変化を求められるのが世の中の常ですがそんな中、
変わる事のない世界が、とても貴重で大切な存在な気もします
一昨年くらいまでは、
東大野球部の連敗記録で騒がれた事もありました。
『東大を外したほうがいいんじゃないか?』
なんて記事まで出ていました。
でも実際に東京六大学野球を見た事のある人の中には、
東大を馬鹿にするような人はほとんどいなくて。。。。
(きっと六大学野球連盟でなければ、連敗記録で騒がれる事もないでしょうし)
東大野球部は強いし何より彼らは、本当に勝利に対して物凄く真剣です
だからこそ他の五大学も、徹底的に東大を叩く。
(絶対に負けるわけにはいきませんから)
でも、
そんなチームに対して、東大は諦めずにチャレンジし続けて、勝つことができる。
勝つ事で、
こんなにも人を感動させられる野球チームは、
恐らく世界中探しても東大野球部だけでしょう
東大なくして東京六大学は無し
というのは、
東京六大学野球を見ている人間からすれば、ごくごく当然の考え方でもありまし、
私もそう思います
栄光の天皇賜杯をかけて戦う事を許された6チーム
所詮は6校の大学野球リーグです
アマチュア野球です
でもそこには、
伝統という言葉だけでは言い表せない、
プライドの激突があるのです
今シーズンも、
変わらない相手と変わらない場所で、
最高の青春バトルを観たいと思っていますo(〃^▽^〃)o