お久しぶりの投稿となりました。世の中は昨年から続くコロナの影響でもはや普通ってなんだっけというような有様であります。

筆者もコロナの影響をもれなく受けておりまして、人前で話す機会がガクッと減ったりお知り合いの方が廃業したり倒産したりと心身ともにダメージを受けることばかり。

このところ釣りもなかなか行けず、山菜採りにも行けず釣り道具が増える一方だったりして。

さてさて 今日はこのところの思うこと、そんなことをブログタイトルでもある『興味あることだけ』の趣旨に則りダラダラと書き連ねてみようかと思います。

人の数だけ考え方があり人の数だけ反論があるとは思いますのでお読みいただいた方、まぁこいつはこんな考えなのね程度に考えてくださりますとありがたいです。あ、長文なので興味ない方どうぞスルーで。

そもそもの原因は?とか他国の批判は得意な方に任せて、筆者はもう少し人間くさい観点から。

コロナ禍になってまずマスクの枯渇がありましたよね。

オイルショック経験世代を中心に3.11の後に闇雲に紙類を買い占めまくった時、我々は学んだはずなんですよ。流通のストップで入りにくいんだよ。紙が作れないわけじゃないんだよって。

テヘヘ、こりゃ気をつけないとねwって言っていた皆さん、なぜコロナ禍でマスクの他に紙類を買い占めたんですか?w

何も学んでないですよね。マスクの転売も問題になりました。今考えても滑稽な話ですがその時はもちろん足りないものですからね、マスクがないことはかなり堪えました。

それから緊急事態宣言、営業自粛要請等々様々な措置が取られてきました。

今だけ我慢してみんなで乗り越えよう!最初だけは政治家の口から発せられたその言葉が力強く感じ、よしそれならみんなで頑張ろう!と思ったわけですが、1年以上が経ち 緊急事態宣言はもはやその効力も薄れダラダラと延長することだけを繰り返すこととなりました。

今だけ我慢しようが1年続くと我慢できなくなるんですよ。医療現場は!と声を荒げる人もおられるかと思いますが医療現場のことは身をもって理解しています。そういうことが言いたいんじゃないんです。

医療現場の現状と経済活動をしていくことは別なんです。それを一直線上で...同軸上で考えなければならないのであれば規制を強いる側に相応の補償がセットでないといけないと思うわけです。

医療現場側に規制を強いることはあり得ませんから、せめて規制を強いられる方が安心して...というか最低限納得して補償を受けられることをしないとならんと思うのです。

政治家がどうせ金配っても貯金に回るだけだと不満を漏らしていましたが、それもその人の意見としては一理あり。

筆者は全然別の意見で、その補助金だったりなんだりで今日明日人間を辞めなければいけない決断をする人が一人でも減ったら、それは絶大なる効果があった!と評価すべきなんじゃないかと思うわけです。

生活保護の方が補助金はおかしい!仕事してないんだからマイナスないじゃん!という意見には大いに賛同。ただ補足一つ。働きたくても身体的理由などでどうしてもどうにもならない、所謂「本当に困って選択肢がなく生活保護」になるしかならなかった人にはそこまで非難しなくてもいいんじゃない?と考えます。生活保護は国民を守るセーフティネット。その本質を考えるべきかと。

 

メディアの煽りにも嫌気がさします。まるでマスクをしないやつは悪だ!酒を出す飲食店は非国民だ!路上飲みをする奴は国民の敵だ!という煽り報道。もちろんこの状況下でマスクをしないのは個人的には『は?』とは思います。でもね、酒が悪いっておかしくないですか?路上飲みを助長させたのは現場を見ない政治の場とメディア、あなた方じゃないんですか?

飲食店が営業できなくなる。飲食店とお付き合いのある事業者が経営が困窮する。その事業者たちが生活のため、娯楽のために割いていたお金が回らなくなる。その方々をお客さまにしていた事業者が回らなくなる。

そんな負のスパイラルが今まさに深刻に悪化していっている中で『今だけは我慢してください』って正気ですか?

以前某省庁の役人とオンラインで対談する機会があり話をしていたら「酒で売上を確保している経営自体がもはや健全ではないのだから、こういうことで経営できなくなるのはそもそもに問題がある」というニュアンスの発言をされ心底驚きました。

お役人さん、もしね、もし以前のように仕事終わったら呑み行こうぜ!みたいな世の中が戻ってきたとしてさ、そのとき街中ってどうなってると思う?金はあるけど店がない。そんな状況になっているかもよ?

味にこだわって酒にこだわった小さい飲食店がほぼ潰れ、チェーン店のみの駅前の酒場。大手量販店だけの街中。そんな日本、味気なくないですか?

筆者は、イヤです...。

経済的には今の事業者が潰れまくってもそれをチャンスとして起業する事業者が雨後の筍の如く出てくるでしょうから税収初め金額的な部分は回復に転じるかもしれません。それを資本主義だと言ったらそれまでですが、この小さな小さな島国にはもう少し人情味があっても良いのになと個人的には思います。

 

オリンピックについて。

選手がもしかしたら一生に一度かもしれないチャンスを潰したくない。という想い。わかりますよ。筆者もスポーツは好きですしできることならやって!と思います。しかし現状これだけボッコボコな経済状況で無理矢理マインドをオリンピックに向けるのはどうかと。日本から中止判断をすれば国家が大ダメージを受けるのは目に見えています。IOCが中止を宣言することはもうないでしょう。選手のチャンスを潰したくないのと同じに、経営者も人生かけている事業を潰したいはずありません。医療現場の逼迫を声高らかに唱えるのであればオリンピックなぞしている場合ではないのかなと思います。

と同時に、専門家の警鐘を自分たちに都合の悪いことを言い始めたら聞く耳を持たなくなる政治の酷さにも閉口ものです。

良い見方をするとしたら、オリンピックを開催すれば少なくともそれに呼応して経済状況は若干上がるでしょう。盛り上がらせかたで言ったら我が国のメディアは優秀でしょうからw

その一時的な景況の上昇に乗れるか否かがコロナ禍の経済活動の底を打つ鍵なのかと考えます。

 

支離滅裂、書き殴りの文章にお付き合いいただきありがとうございます。

筆者の友人もコロナでだいぶ苦しみました。実際に罹患した友人、命を落とした知人、仕事がなくなった仲間もいます。

ニューノーマルでも新しい生活様式でもなんでも構いません。老若男女、日本人も外国人もこの国にいる人間一人一人に早く笑顔が戻ることを切に切に願って。

 

次の記事は、何か明るいものにしましょうね。ではまた〜