坂の下の幽霊 第22話 | campanula

campanula

purple , admirable and nostalgia.

——————————
ちなみに 11の倍数の話の回は 後書きで 次に書きたい小説ネタを ポロッと言いますwww
——————————




「いっただっきます!」
仁が 張り切って割り箸を割る。
蕎麦屋の店内に、カッ という小気味良い音が響いた。

「仁 僕 いつも思うんだよね?

「ん?何だよ?」

「君 割り箸を割るの無駄に上手いよね?」

…確かに。

「どーでも いいじゃん!んなこたあ。 それより食おうぜ」

その時。

「おうおう なんだ?今日は先客が居んじゃねえか。
司の坊主、茶あ頼むぜ」

野太い声が店に響く。

「あ 中村さん」

司に中村と呼ばれた声の主は
そのままどっかりと俺達のテーブルについた。