坂の下の幽霊 第三話 | campanula

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そんな 友達に言ったら 笑われるかもしくは どうでもいいと一蹴されるような事をぼやぼや真面目に考えていると 不意に後ろから声が掛かった。

「おーい 小池くーん。こーいーけーまーさーたーだーくん」

誰だと後ろを向くとクラスメイトだ…というか 声でだいたい分かったが …奴だ。

「おはよう 明石。ついでにそのウザったい挨拶を毎日するのは止めたまえ」

「おめえこそ 俺に冷静に突っ込む時だけ その口調すんの止めろそして悲しいからもっとテンション上げろ」

「お前に テンションは咎められたくない。そして そのさみしがりやをなんとかしろ」

「さみしくねえ!悲しいんだ—ッ!!!!!」


まあ こんな馬鹿話ができる友人である。朝のテンションの温度差は尋常ならざるウザさだが。

だいたい毎朝 奴の騒々しい挨拶とクソ五月蝿いマシンガントークとで俺のハイスクールライフが幕開けする。