ダル、7回10Kで13勝目! 見えた200奪三振! | スポーツ インフォメーション

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レンジャーズ1-0レイズ(28日、アーリントン)レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)が本拠地でのレイズ戦に中10日で先発登板し、7回無失点、10三振を奪う力投で13勝目(9敗)を手にした。今季の奪三振はこれで182個。故障さえなければ、メジャー初年度での200奪三振が確実な情勢となった。ダルビッシュは前回登板後に右太ももの張りを訴え、先発登板を1度飛ばしていたが、パワフルなピッチングで完全復活を印象づけた。

 ダルビッシュは一回、いきなり先頭打者・ジェニングスに左前打された。犠打で二進され得点圏に走者を背負ったが、後続を空振り三振、中飛に封じた。

 二回には四球と安打で無死二、三塁のピンチを招いた。ここでダルビッシュはギアを上げ、7番・ペーニャを威力あるストレートで空振り三振に仕留め、8番・ロバーツは浅い中飛、9番・ロバトンは二ゴロに。走者を釘付けにして無失点で切り抜けた。

 四回は1死満塁とされたが、9番・ロバトンを3-6-1の併殺打。ダルビッシュは自らの素早いベースカバーでこのピンチも0点で脱した。ダルビッシュは五回まで毎回、安打を浴びる苦しい投球だったが、二回の第3アウトも俊敏なベースカバーでとっており、自身の高い守備能力でスコアボードにゼロを並べた。

 レンジャーズ打線は四回にキンスラーの左越えソロで1点を先制。だが、レイズ先発のシールズもダルビッシュに劣らぬ好投を見せ、1-0の投手戦が続いた。

 緊迫した展開の中、ダルビッシュは尻上りに調子を上げ、六、七回は3者凡退に退けた。結局、7回で110球を投げ、6安打、2四球、毎回の10奪三振。得意のスライダーで次々に空振り三振を奪い、復帰登板を鮮やかな無失点投球で飾った。チームはリリーフ陣が1点のリードを守り、1-0で勝った。