実際に妻の連子3人と実際に暮らしてみてどんな問題点があったかというと


それは連子に対する愛情の深さの違いがあげられると思う。


考えてみれば当然なのだが、例えば15歳の子に対して妻は15年間の時間を共有してきたわけであるが、それに対して、自分は一緒に暮らし始めた日がその事との初めの日なのである。


なので、もちろん思い入れや愛情の差があって当然だと思う。



それを、認識せずに何かをやるとき妻の子供達へ対する愛情を基準で考えられてしまうと、ここには当然かなりのギャップが出てくるものである。


例えば15歳の子供が3年後ぐらいに大学に行きたいのでお金が必要になるとする。


その時に妻は15年間共有してきた自分の子供と言う自覚があれば当然、寝る間も惜しんで働いてそのお金を作り出すくらいの愛情はあるのだろうが、自分は果たしてそこまで自分の身を削ってまでの愛情を注げるのだそうか。


どうにもその温度差は生まれてしまうものだと思う。


これは考えてみれば当然で、順番で言えば先ず妻の事を大好きになり一緒にいたいと思い、その結果その妻につれ子がいたと言うわけである。


もし、妻との関係を抜きにその子にたまたまどこかで出会って大学行くお金を払えるかって言われたら払えないだろう。



あくまでも妻との関係があるからそこもカバーしようと思うわけである。



何が言いたいかと言うと、もしステップファミリーになることを考えているのであればそれ位の愛情を持てる自信があるかどうかを検討してみると良い。



はっきり言って同居したその瞬間からわかるお金や時間が全く違ってくる。


ドライな話だけどこれは現実として受け止めなければならないと思う。


僕に関してはこのくらいは全然問題ないと思い一緒に過ごしていく決断をしたわけである。