あれは何だったのか
流行というものは
振り返ればそんなもんだろう。
だが
誰しも流行に振り回されるものだと思う。
あれは小学生のときだった。
ドラゴンボール・スト2・ミニ四駆・ドラクエと
さまざまな物が流行ったもんだが
あれだけは未だに理解できない。
奴は
何も生み出さなかったんだ・・・
そう
『ねりけし』
・・・
役に立った記憶は
無い。
ねりけしといえば香り付きがスタンダードだったわけで
まあ、みんなして文房具屋さんに行って買ったもんだ。
で、ケースから出したねりけしを
こねてこねて、香りでトリップし
筆箱にしまう。
すると新鮮だったあの匂いが
だんだんと廃れてスッカスカな匂いになっちまうわけだ。
一発屋の芸人と一緒だ。
一応消しゴムの仲間だからと
一生懸命鉛筆で書いた字を消そうとしても
ぐにゃぐにゃして一向に消える気配がねぇ
パンクだ。
澄んだ蛍光色のねりけしは
いつしか黒ずみ廃れて、いつのまにか消えていく。
一発屋の芸人と一緒だ。
非生産的な代物だったが
奴は紛れもなく文房具屋さんに置いてあったんだ。
奴は文房具なんだ。
遊び道具じゃないんだ・・・
用途は見つからなかったが。
まあ他にも
多機能筆箱とか
いろんな色がごっちゃになったクレヨンとか
色々流行ったなぁ。
用途は見つからなかったが。
やべー腹減った!うどん食って寝よ!