歯医者Ⅲ チェンジ
なかなか予約どおりに
歯医者に行けず
やっと三回目の治療だ
仕事も終わり
家でなんだかんだで
時間はギリだ
急いで用意をしてると
やべ~
靴下変えないと
ピチMに靴下ある?
っと聞いたら
沢山洗って置いてあるよ
っと言うので
見て見たら
ふふふ
へへへ
はははっ
まぁ
沢山あるのは確かだけど
みんな
なにか微妙に汚いじゃん
俺は他所いきとか
仕事用とか区別しない派
だから
すべて
ボロになってしまう
なんとか綺麗そうなのを見つけて
歯医者に急いだのだ
時間にはギリ間に合い
歯医者の扉を開け中に入り
靴を脱いでスリッパに履き換えようと
一歩踏み出した俺は
愕然としたのだ
それは何故か?
そっそれは
良く選んだハズの靴下の先から
親指が
こんにちわ
っと
顔を出して居るではないかっ
ガーン
やべ
どうしよう
家に帰って履き替える時間はない
とりあえずスリッパを履き
受付をすます
俺が呼ばれる時間内に
頭をフル回転だ
どうする?
どーする?
石だ純一風にするかっ?
しかし靴下脱いだ瞬間
足に付いてた砂が出そうだし
・・・・・・・・・
ポン・ポン・ポン・チーン
ひらめいた
靴下の先を引っ張って
靴下を
たるませたら
微妙だけど
指が隠れるではないか
よし
これで行こう
ナイスだ俺
さえてるぜ
そうこうしてると
俺の名前が呼ばれた
星馬さーん
はい
おおぉぉぉぉ
今回はショートカットでめっちゃ若くて可愛い子だ
おぉぉぉ
今回はマスクもしてないじゃん
ふふふ
どんなプレーなんだ
直息プレーなのかっ?
まっまさか
直つばプレーなのか?
俺のきたいは高まる
ドキドキ
ワクワク
その頃には
靴下の穴の事なんかは
すでに頭にはない
先生が来て治療が始まった
椅子を倒しますね~
助手も椅子を倒しますよ
????
先生が
風掛けますね~
助手
風掛けますよ
??????
ん?
あれ?
さっきの助手の子と声が違う
・・・・・
薄目開けて確認すると
えええええええええええええええええ
なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
まじかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ありえん
そっ
そこには
男の助手が・・・・・
俺はそんな趣味無いです・・・・
完全に騙された
俺は
叫んだ
チェンジーーーーーーーーーー
もちろん心の中でね
こんなプレーで1000円も取りやがって
・・・・・・・・
男は無理ですキモイです