江戸時代後期、人々を代表して政策の実現に動く「国訴」と呼ばれる民衆運動が起こった。特に1823年の大坂の国訴は1007に及ぶ村が参加し代表50人を決め、都市の特権商人に対抗し綿花を自由に販売させるよう訴えた。欧州発祥とされる「代議制」に似た文化が日本にもあったことも驚きだが、代表者の滞在費や通信費を村々が負担する等選んだ側と選ばれた側の強い信頼関係が窺える。一方現代、旧統一教会との関係を説明しない議員に不信感が募るばかり。
①江戸時代後期、代表者を決めて政策の実現に動く「国訴」という民衆運動が起きた。
②1823年の大坂の国訴は1007に及ぶ村々が参加した。
③選んだ側と選ばれた側の強い信頼関係が窺える。
④代表者の滞在費や通信費を村々が負担していた。
⑤臨時国会でも旧統一教会との関係を説明しない議員に不信感は募るばかり。
⑥選ぶ側にも責任が問われる。