***Smiling!!!*** -3ページ目
時々ある先輩と話す機会がある。
入社した時からずっと
特別お世話になっている先輩。
年は親子ほど離れているけど
わたしは先輩のことが大好きだ。
いつも介護の熱い話になると
少し目頭に涙が溜まっている。
わたしもいつもそう。
そう気づいたのは最近だった。
ケアカンファのとき、
新規利用者の情報を伝達していた時のこと。
その先輩と意見が食い違い
未熟ながらにわたしは少し熱くなってしまった。
あんな大好きな先輩に対して
イライラさえしてしまっていた。
そのあともずっと罪悪感で
モヤモヤとしていたわたし。
しばらくたってから
先輩を呼び止め、謝罪をした。
少し安心したような笑顔で
『いいんだよ、私たちの仲じゃない。
ちゃんと信頼関係できてると思ってるけど?』
その笑顔の奥で、涙が溜まっているのが見えた。
思えば、ずっとそうだった。
介護の未来を語るときも
自分の弱点を話すときも
ずっとそうだった。
きっとたくさん我慢して
譲れない想いがあって
それでも折れなきゃいけない時があって
ずっと自分より周りを優先して
嫌われるのが怖くて
ずっとずっと自分を置いてきぼりで。
そんな一言では表せない想いがあるから
目から溢れてしまうんだろう。
その先輩の人柄というか
等身大の優しさが
溢れでてしまうのだろう。
そんな先輩と一緒に介護ができて
これ以上ない幸せを感じている。

今日、久しぶりに両親と食事に行ってきた。
最近ずっとラーメンが食べたくて。
わたしの一番好きなラーメン屋さんへ。
天気が良すぎて、気持ちいい。
そこらへんを散歩して太陽を感じ
車の窓を全開にして風を感じた。
帰りにドーナツを買うことになって
何年かぶりに寄ってみた。
実家にお邪魔して
美味しいと豪語するコーヒーを淹れてもらった。
甘すぎるドーナツと苦いコーヒー。
すごく美味しい。
そこで母と互いの最近の出来事や
母の愚痴、近所の人の話を何時間も話した。
どんな話でも笑顔が溢れる。
自然とこぼれる。
わたしたち、
何にも変わらないね。
ただ、こういうのが
温かいと感じるようになった。
こういうのが
幸せっていうんだろうなぁ。
『幸せになる』じゃなくて
日々、しあわせなんだね。

本当は冷たい奴なのに優しくしようとして。
本当は優しいのに冷たいふりして。
本当は苦しいのに楽しいふりして。
本当は楽しいのにつまらないふりして。
本当は泣きたいのに笑って。
本当は弱いのに強いふりして。
本当は話したくないのに明るく接して。
本当は恐いくせして余裕なふりして。
本当は。
本当は。
本当は。
苦しいとき。
悲しいとき。
イライラするとき。
モヤモヤするとき。
わたしらしくいれないとき。
高校時代の恩師から
『お前はたんぽぽみたいやな』
と言われたことがある。
可愛らしくて、、とかではなく、
『どんなに踏まれても立ち上がる
大きくて、強い心がある。』
違和感しかなかった。
辛くなったら逃げて
すぐへこたれるわたし。
今、本当に今更だけど
少し、受け取ってみようと思う。
他人からみたわたし。
わたしから見たわたし。
きっと恩師はわたしの弱いところを知っている。
逃げたのも、へこたれたのも
きっと、全部知っている。
だからこその『強さ』なのかも知れない。
他人から見たわたしとのギャップを
埋めることに一生懸命で
本当はそんな部分もあるのかもって
考えることすらしなかった。
無理して優しくすることない。
無理してイイ人ぶることない。
無理して笑うこともない。
無理して頑張らなくていい。
だって無理だもん。
わたしこんなだもん。
それがわたしだもん。
わたしがわたしを一番好きでいてあげよう。


