友あり、遠方より立ち寄る…![]()
後輩が、地方に単身赴任すると言う…
で、会いたいというので、川越駅まで迎えに行った![]()
脚は長いのだが、それ以上に胴も長い…決して短足ではないぞ![]()
てくてく7分程度歩いて…
どこにもいない![]()
げっ
改札の中にいやがった![]()
右から二人目の腕組みをしているオヤジだ
しばらく見ぬ間に、随分とちっこくなってしまったものだ![]()
珈琲にするか、飯にするか…と聞くと
まず飯だと抜かした![]()
飯を食わせたら![]()
今度は珈琲だと抜かした![]()
身にやましいことでも有るのか、顔出しNGだと言う…
「みっきーさんと同じですよ
」
悪いがおらは、お天道様の下を、大手を振って歩けるのだ![]()
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定年間際になっての単身赴任…相当悩んだことだろう
「どこに行くのだ
」
「宮城の栗原市ですよ…」
まだ、一人娘さんが大学受験をひかえているので、働かねばならないと
「ま、役職定年なんて程じゃない…体の良い厄介払いでしょう
」
それでも、顔は晴れ晴れとしている
「あと二年…それだけ頑張れば
」
「延長はしないのか
」
「みっきーさんだって、断ったんでしょ
あんたたちとは仕事したくないと言って」
そりゃそうだが…お互いに会社が違うじゃねぇか![]()
「あの時ねぇ…私もみっきーさんと一緒に辞めておけば良かったって何度も思いましたよ」
合併という名の吸収…更に身売り身売りで、相当苦労したらしい![]()
「勉強になりました…必ずしも、忠実であっても報われないって」
それはない
ただ、忠誠を誓う相手を間違えただけだ
「ええっ
じゃぁ…」
自分に忠実に、家族に忠実に生きるべきだったんだな…係長なんて地位に拘ったって、会社内だけのことで、世間に出れば何の意味もない
「はっはっは…そうですね
二年間、ヒラでのんびりとやってきますよ
」
そうそう…力むことはない
最後に一花咲かせようなんて気持ちは要らんのだよ
最後に咲かせる花は、家族のために咲かせればいいんだ
まだ、母上は健在だと言う
「母に言いたいですね…娘は学校名に拘らず、好きなところに行かせるってね」
教育ママだったんだな…
おらの母のように、進学先も自由にさせてくれる親もいれば…人生いろいろだね
「じゃ、これからは賀状と
メールの付き合いになっちゃいますけど…」
なっちゃいますけど…なんだい![]()
「
が壊れたので、余っていたら一台下さい
」
颯爽と去って行きやがった
新天地での二年…気楽にやってちょうだい![]()
さぁて、どの
を渡そうかな
レノボにするか…中華だけど






