AY君
それこそ鳴り物入りで職場移動して来た![]()
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YJ氏などは、おらたちに散々言ったものだ![]()
「今度来る二人はよぉ~すっごく優秀だからよぉ…ミッキー君も随分と楽になるからよぉ
」
ほんとかよ
あんたの言う事が一番あてにならない![]()
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ま、これで安心しておらを応援に駆り出す事が出来る訳だ![]()
さて、配属されてみると、想像通りに![]()
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一人はすぐに他の職場に行ってしまい
ばいばいって![]()
そこで鬱になって休職![]()
引き取り手の無いAY君が残った
現場からの問い合わせに対しては
「ええ~わかんない…」![]()
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若手からの問い合わせには
「知らない!」![]()
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見事に態度を使いわけ
おおーっ![]()
設計は出来ない、見積もりも出来ない…おら、頭を抱えてしまった![]()
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頭にきて
「知らねぇとか分かんないはねぇだろうがよ
ちっとは考えろ
」
「だって、分かんないんだもん
」
駄目だ
こりゃ駄目だ![]()
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で、ISOなどを担当して貰う事にした![]()
これなら異常に高いプライドも満足し、おらたちの負担も軽くなる![]()
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ある日…おらのところにやって来ると、大粒の涙をぼろぼろ![]()
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「な・な…
どうした
」
「常務…嫌ぁい」
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「だって、怒るんだもん」
これがおらより一歳年下の親父の台詞![]()
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「会社…辞める![]()
」
「おらは転職者だからよ、強いて止める資格は無いけど…せめて一晩、頭を冷やしてからもう一度考えたっていいんじゃねぇの
」
その足で常務のところに![]()
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「どういう叱り方したのか知らないけどよ、限度を弁えて欲しいね
」
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「はぁ~何の事」![]()
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そばにいた庶務の女性が
「常務は叱っていないわよ、こことここが違うんで、直すまでは受け取れないって言っただけ…私に対してより優しく言っていたわよ」
「悪いが、これから会議があるんだ…辞めるって言っても止めるなよ」
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もう止めちゃったんだけど![]()
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その後、今度は仕事でしでかしてくれた![]()
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外注さんから納品された部品…梱包も解かずにそのまま現場に![]()
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普通は開梱して、中身の確認はするのが常識![]()
部品が不良で、使いものにならない…現場は大騒ぎ![]()
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「だって、面倒だったんだもん…」
結局、おらと移動して来たばかりのOK君の二人
夏休みを返上して修正作業をした![]()
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温厚なOK君も、流石にむっとした顔をしている![]()
小学生の娘さんとの家族旅行をキャンセル![]()
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ご当人は侘びも言わずに![]()
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OK君とおらの懸命の作業のお陰で、数量不足ながらどうにかラインは![]()
夏休み明け…おらのところにやって来て
「会社、辞める」![]()
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過去の例から言って、口癖だと思っていたが…
本当に会社に来なくなった![]()
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OK君もおらも辛く当った事はない![]()
「その決断力を、仕事に生かして欲しかった…」
OK君がしみじみと言った![]()
さて、おらには大変な尻拭いが![]()
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外注保護法を盾に…業者が支払いを要求していたのだ
お金ちょーだい![]()
常務からは一円も支払うな
との厳しいお達し![]()
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言う方は楽だね
それと、逃げた方も楽だね
