2022年度　グルメブロガーの方々がこぞって高評価をつけたお店。

それがこの日訪問した

KURODARUMA

漢字で書くと黒達磨。冒頭のハイライト写真は、店内カウンターに置かれた達磨達。しっかりと黒達磨も並んでいます。

お店の場所は御堂筋の西側、本町通と中央大通に囲まれたブロックの最西端　横堀筋にあります。本来は薄暗い路地だけど、店舗の照明や道を照らすロゴライトで、足元明るく歩きやすいのです。

本町通から南下していくと、テラス席のあるガラス張りのお店が現れました。ここがKURODARUMA。店内カウンターは立ち飲み、奥にはテーブル席が３卓あり、予約をすればテーブル席に案内されます。今回はアポなしのひとり飲みなのでカウンター。

カウンター越しに厨房の様子は丸見え。無駄のない動き、頻繁なコミュニケーションを交わすシェフ達は、見ているだけで楽しい。

お酒と料理のメニュー裏表。マーカーが引かれているのがお勧め料理。

中瓶とは言え、赤星が置いてあるのは嬉しいね。

ここは和洋なんでもござれの創作料理が愉しめるお店。

ベーコン巻きは巷でもよく見かけるけど、肉で巻くのはそうそう見かけません。

肉食派の僕がひと口目で心奪われた料理。これは肉肉しくて美味いわぁ。

大好きなハムカツの創作料理を味わらせてもらいましょう。

同年代の中ではよく食べる部類だけど、料理はこのくらいでちょうどいいかな。色々と食べてみたいので、たった一品でお腹が膨れるのはもったいないし。

なるほど確かにミルフィーユ。

チーズの中でも最も個性力の強いブルーチーズ。ゴルゴンゾーラはその中でもクセが少ないと聞くけど、それでも匂いと塩気はノーマルなチーズよりも頭一つ抜けているから、ハムに挟まれていようが揚げられていようが強い主張を感じます。恐らくドルチェではなくピカンテかな。

まさに創作料理としての代表格。これは面白い料理なので、食べてみてください。

八丁味噌のデミグラスソースで食べる　とは、どんな発想なんだろう。フランスの最も基本となるソースに味噌、それも八丁味噌を合わせてしまうなんて。でもこれが病みつきなるほどの美味さ。行儀悪いかもしれないけど、この天ぷらでお皿を根こそぎ拭ってしまった。

あぁ、もう一度食べたい。ブログ書いたら思い出して唾があふれてきたわ。

先にも書いたけど、中瓶なのでそりゃ追加します。でも隣でひとり飲みしていたお姉さん、ラガーを３本空けて、更にお酒追加していました。酒豪ちゃうの。

シェフの動きがリズミカルになってきました。

あっ、あの料理は注文したやつかも。グルメブロガーさんの記事には、これを友人に勧められたと書かれていたので注文してみました。

こんな臨場感を目の当たりにできるからカウンター席は好きなんだよね。

濃厚な風味がいい！　美味い！　これは確かにお勧め。コーンの粒も簡単に取れるので、そのままかぶりついても大丈夫。どれ食べてもアタリやん。

ネーミングに惹かれて、興味本位で注文してみました。食感のコリコリはまさしく沢庵。

その味は…　なんちゅう美味さよ。塩味がピリリと効いていて、ポテサラの概念変わりました。

これが創作料理の神髄なのか。何度でも食べたい。このお店に来たら必食です。

食べ進めていくと、この味の根幹を成す塩昆布とたくあんが見えてきました。これぞ縁の下の力持ち。

ピリリと舌を刺激するから、たぶんホワイトホース。角でもブラックニッカもあるので、指名すれば作ってもらえるでしょう。

胡麻ダレと言いつつも、ほぼ胡麻ペースト。なので胡麻風味が強い品。ぬたっとした　という表現が適切かな。お酒進みます。

ここで約１時間。20時になり、シェフが腕を振るうこの日１回目のパスタタイム。ホールのお姉さんが注文を取りに来られたけど、今回は見送りました。複数人で来てシェアしたほうがもっと食べられるからね。なのでここでこの日は終了。

ご馳走様でした！

店内にはBGM（レゲエだったかな）が流れ、客層も老若男女問わずで活気があり、ひとりでも退屈しません。シェフの動きを見ているだけで飽きないのです。

創作料理はシェフの感性と経験に基づくもの。なのでここのシェフ達、あちこちで修業されてきたのでしょうね。料理のレベル、相当高いです。

美味しかったし、グルメブロガーさん達が高評価するのも理解できました。

また来ますね。

KURODARUMA＠本町