シナジー@北新地 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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ほんまにスパイシーなの出すんやね💦
 
 
 
北新地シナジーといえば、スパイスカレーで近ごろ名を上げているお店。カレー大好きな僕にとっては堪らなく行ってみたいお店のひとつだけど、ここは平日ランチ営業のみ。だから有休でも使わなければ行けないと思っていた。
 
そのシナジーが月一バルを開催されていると知ったのはほんの数ヶ月前のこと。しかし開催日が固定されていないこと、時間が17時〜20時までの短い時間帯であるので、いつも何かしらの用件と重なっており この数ヶ月訪問することができなかった。
 
 
 
FBを通じて12月の開催日を入手したら、忘年会シーズンにも関わらず僕のスケジュールがまだ空白(昨年入れすぎて懲りたので控えていました)。だったら行くという選択肢しか残されてへんやろ! と目の前に現れた幸運の女神の後ろ髪をがっしりと捉えた。
 
 
そして迎えたバル当日。
僕に後ろ髪を持たれたその女神はなぜか わび助さんという現生の姿に変わり、ご一緒することになったのでした。あれれ 中身までおっさんになって、女神は一体どこへやら爆笑
 
 
 
お店は堂島アバンザ南側、堂島レジャービル2階。二人とも初めてなので、中の様子をドア越しに窺ってみると、賑やかな声が漏れてくる。お客さんがいるみたいだねとドアを開けると、9席の椅子が全て満席。てっきり立ち飲みバルかと思い込んでいたので面食らってしまいました。
 
 
 
するとひとりの男性が立ち上がって、わび助さんのために席を空けてくださった。
男性の方は僕と同じくスタンディングでね とワイングラスを僕に傾けてニヤリ。このやろ〜男前だね。(おんなじおっさんやけどね) 
 
結局、わび助さんの斜め後ろに僕が立つという一風変わった飲み会スタイルでスタート。
 
 
二人でメニューを見ていると、視界の端に隣のお姉さんが千円札を手にしている姿を捉えた。
ここはキャッシュオンデリバリーですか? と尋ねると、ええ そうですよと笑みを浮かべながら前方を凝縮。どうやらご自分が注文した料理が出てくるところだったようです。
慌てて僕達も財布を取り出し千円札を手にして戦闘態勢。注文もメニューの頭の記号ですることもこの時知りました。
 
まずはドリンクメニューCとDのイタリアとチリの白ワイン。では乾杯〜。
 
 
 
⑤の鹿児島豚ロースレア焼豚。
これは美味い。柔らかさもタレもかなりのレベルでウェルカム料理としてグッドな選択。舌の肥えたわび助さんも満足げ。
 
 
 
②海老と蟹の温フラン。
入店する直前から、海老の香りがするわ とクンクンと辺りを嗅ぎまわっていた わび助さん、サーブされるや否や これよこれ と満面の笑顔。そんなに海老が好きだったのですね。
その様子を見ていた隣のお姉さん、底の方に海老が沈んでいて取り合いになるんですよ、うふふ と含み笑い。ジェントルマンたるもの、ここはレディに譲らねばなりません とレディーファーストを実行しようとするも わび助さん、既に海老をサルベージされていました。滝汗
 
 
 
お客さんは常連さんが多く互いに面識もあるようで、店主にもお客さん同士でも気軽に話しかけていて、和気あいあいの雰囲気。僕の様な人見知りをする性格の人は、女性と一緒に来たほうが周囲との会話の糸口が掴めていいのかもしれないですね(女性は会話が上手いから)。
 
メニューにないワインが出ていたようで、それこっちにもちょうだいなどの声が飛び交う。確かアルゼンチンのワインと店主が言っておられたような記憶があります。もちろん僕たちもご相伴にあずかりました。
 
 
 
そして満席なのに次から次へと常連さんが入ってきて立錐の余地もない状態。どうなっちゃうのこの先?と思っていたら、引き際を見てとった先に入っていた常連さん達がお会計を始め、席が空きだしたのでようやく二人並んで座ることができました。
 
 
そしてこのお店の代名詞ともいえるスパイスカレーのあいがけ。この日は、鯖実山椒としらすキーマ。下にはターメリックライスが敷かれています。先程まで隣にいたお姉さん、普通サイズも注文できますのよ と親切なサジェッション。一瞬心動かされた二人だけれど、二次会のお店のことをヒソヒソと相談して小鉢サイズに。(たまには自制がきくもんだ)
 
 
 
僕は鯖実山椒の濃い味が好みで、いたく気に入りました。わび助さんは、もう一方のしらすが好みと言ってたかな。覚えてへんけど。
 
 
 
どのワインを飲んだか、さっぱり覚えていない。先程のお姉さん、私も忘れちゃうからメニューの上から順番に注文するんですよぉ〜と言ってたのも理解できます。
 
ところでこの日のわび助さん、素敵なワインレッド色の服を着こなしていました。後で考えれば、これは赤ワイン飲むぞ〜との宣言だったのかな。ニヤニヤ
 
 
 
隣のカップル、二人とも普通サイズのカレー注文していたので、写真を撮らせていただきました。
そのお兄さん、これどうぞ〜と写真11時方向にある茶色の塊を少し取り分けてくださった。
なんですか、これ?と聞くと、ジョロキアとのこと。わび助さん それに激しく反応するも、なんたるかを知らない僕はキョトン。ちょっとだけ食べてみて と勧められ、ほんの少しだけ口に入れてみる。
 
 
 
ふうん、なにこれ…  と思った0.数秒後、ガツンと口の中に爆弾が弾けた。
 
か、辛い! 
 
水、水〜! ほんの爪の先くらいのかけらしか食べていないのに、なにこの辛さ。死ぬかと思ったわ。後で調べてみると、あの暴君ハバネロの4倍の辛さもあるそうな。スパイス恐るべし。
 
で、お口直しにまたワイン。これもメニュー外でチリのカルメネール。わび助さんは生意気にもシャルドネとな。
 
 
 
最後は、④ロールキャベツ Spicy卵黄添え。(またスパイシーかいな) 先程の隣のお姉さんが注文していて、上に乗っているのは金柑ですかあ?と尋ねていたことを鮮明に記憶している。実はこれ卵黄だそうです。
冷凍にしてもこんな風にできるのですよ とわび助さん。なかなか博識のあるおひとだ。
 
 
 
また店内が混んできたので、そろそろお暇することに。いやあ美味しかったです、食べた料理はどれも秀逸。かなり仕込みに時間をかけていることが窺いしれたし、それが料理の美味しさを引き出しているのでしょう。
 
一方のワイン。〇〇年の△△産なんて当てるほどの知識も舌も持ち合わせていませんけど、多国籍なワインを堪能させていただきました。でもメニュー外だと何飲んでいるのか分からないので、ボトルの写真を撮らせて貰えるとありがたいんですが、ワインクーラーに入れられていると、それもなかなか頼みにくくて。ショボーン また料理に合ったワインをお勧めいただくと、なお一層ありがたいです。
 
とにかくまた来ますね! 月に一度しかないバルなので、タイミングが合えば ですが。
 
 
さあて、わび助さん。次のお店に行きましょうか。先ほどカレーもセーブしたことですし。お店に電話しておきましょう。
あっママ、席空いてますか えっ満席 なんとかする? 詰めて詰めてって声が電話口に聞こえますよ 
ハイハイ、今から向かいますね。