鹿児島のミュージシャン「YOSHINO & MASAE」通称よしまさのお二人にご縁をいただき、愛知県名古屋市出身・在住のミュージシャン「愛を叫ぶシンガー」ハナケンこと「花井健児」が、前橋本町「ダイニングベン」に2024/8/13(火)再登場してくれた!

 

突然話は変わりますが、皆様は高次脳機能障害という疾病をご存じでしょうか?

 

高次脳機能障害とは、病気や事故などによって脳が損傷を受けた結果、言語や記憶、思考、学習、注意などの脳機能に障害が起こった状態のことを言う。顔や手足の麻痺症状もない場合には、一見すると何も問題ないように見えるが、これまでできた仕事ができなくなったり、日常生活を満足に過ごせなくなったりするため、生活に大きな支障をきたしてしまう。

脳卒中や頭部外傷、低酸素血症、脳炎、てんかんなどによる高次脳機能障害の発症は非常に多くみられるとの事。どの領域の脳組織にダメージがあるかによって異なり、症状の程度もさまざま。会話が成立しなくなる失語症や、どちらか左右の空間を認知できなくなる半側空間無視などの症状は、手足の麻痺症状とともに出現することがあるとの事。

 

上記の通り高次脳機能障害とは、難しい疾病である。

 

実は、俺も花井健児さんも、一見すると何も問題ないように見えるが、実はたくさんの障害と戦っている。

俺も、脳の手術後、退院当初は怒りっぽくその場の状況にあわせて自分をコントロールできなくなる状態が多々あり、本当に周りに迷惑をかけてきた。予定があるのに忘れてしまい、メモを見ても思い出せない。バスに乗るのに、行先を間違えて乗ってしまう。信号が青なのに渡るのを迷ってしまい、渡ることが出来ない。漢字が漢字が書けない。簡単な計算が出来ないなどなど。

実は未だに漢字は書けないしカタカナも書けない時がある。大事な仕事の予定を忘れてしまう。多分、同時に色々なことが出来ないのかもしれません。

 

しかし、退院し、お店に復帰し、日々の通常の生活に戻ってくると、随分良くなったと思う。徐々に良くなっていると自負している。

 

花井健児さんも同じである。脳卒中を経験し、リハビリを重ね、ギター一本で全国を周っている。

前回のライブより、断然とギターも歌も上手くなっている。そして、病気を乗り越え、新曲を作成した。これがどれだけ凄い事か。同じ疾病を抱えている俺には特に分かっている。

ハナケンにとってライブを続ける事が最高のリハビリなのだろう。俺がお店を続ける事がリハビリに繋がるように。

 

今回も満席での開催。

俺のリハビリの担当してくれていたOTの先生。看護士さん。常連のお客様。ハナケンのファン。そしてライブに初めて来てくれるお客様まで。

最高の時間でした!!

これからもたくさんの感動を伝えられる様なお店であり続けたい。

お越し頂いた皆様、ありがとうございます。

そして、ハナケン!みっちゃん!本当にありがとう!

次回もお互いもっともっと元気になって再開しましょう。

 

あっ!

2024/11/10(日)に名古屋スペードボックスで生誕50年記念ワンマンライブ「この声は君だ」

開催決定です。

行きたいなー。イベントが入らなかったら行こうと思ってる!!

皆様も是非一緒に行きましょうね!!