※ブログでは楽しいことだけ書こうと思ってたけど、どうしても吐き出したくなって、ネガ言ってます。毒も多少吐いていますので、嫌な方はスルーしてください。
とうとう見ちゃった…
ASKAさんの、例の長文ブログを…
そういうものがあり、すぐに消されてしまった、という話は聞いたことがありました。
でも、あえて探そうとは思わなかったので、目にしたことはなくて。
見たくないとこは見ないでおくつもりだったし。
ただ、前記事書く時に色々調べてたらたまたま発見してしまい…
あんなの見てしまったら、好き勝手言えなくなってしまいますねぇ…
(だから見たくなかったんだよね…それもあって前記事を急遽アメ限にしたというのもあり…)
読んじゃダメ、と思いつつ、物事や感情を言葉にするスキルに長けた方ですからね、スルスル読めちゃって。
さらには、私が、あの方の紡ぎ出す言葉が好きだというのもあり、ついつい最後まで読んでしまいました。
あのブログに書かれている内容の真偽はわかりませんし、内容自体を批判も擁護もする気はありません。
ただ、マスコミや週刊誌、ワイドショーのことは、ますます嫌いになりましたね。
また、そんな情報を信じて鵜呑みにしたり、面白がったりして、他人を、匿名をいいことに叩く、晒す、人の人生終わらせて喜んでるような人たちが、本当に気持ち悪いと思いました。
「真実は人の数だけ存在する」
というようなことを某ドラマで言っていましたが、本当にそうだと思う。
彼の言うことを、嘘だ、幻覚だ、幻聴だ、などと決めつける人ばかりでなければ、もう少し、良い方に変わっていたんじゃないかと思う。
だって、彼にとっては紛れもない真実だったんでしょうから。
彼のことは疑うのに、週刊誌やネットの情報は疑わないんですね、世間の人は。
いや、信じない人はわざわざ声をあげて騒いだりしないから、信じちゃった一部の人が騒いで目立って、それが「世論」であるかのように、またそれも週刊誌やワイドショーなんかに面白おかしく利用されちゃってることに気づいていないんでしょう。
薬物依存の方を擁護するつもりはないけど、薬物依存なんだから疑われて当然、という前提自体が偏見だと思う。
精神が病んでいる、脳がやられていると言えば、本人の言うことは全部作り話だと決めつけていいみたいな考えはおかしいだろうと思う。
みんなそうだから、と言う人がいるけど、みんなって何?
それはあなたの知りうる範囲の「みんな」であって、そうでないという可能性を切り捨ててるよね?
うまくやってる人、以前は依存していたけど、今は何ともない人だって、中にはいると思ってる。
そういう人はわざわざ「やっています(いました)」なんて言いませんよね?
言ったところで、メディアは取り上げないでしょうし。
お薬やっても大丈夫ですよ、なんてイメージは絶対につけてはいけないから。
破滅する人が多いのも事実だと思うから。
だから、「やったら全員こうなる」くらいの脅し的に言われること自体は悪いことじゃないと思う。
ただ、情報を受け取る側としては、
そういう人もいるかもしれない
そうじゃない人もいるかもしれない
ということは、常に考えないといけない。
今見えていること、目立っていることが、氷山の一角だと、いつでも思うようにしないといけない。
メディアも、個人で情報を発する人も、沢山ある事実の中から、自分が信じたものだけ、世間にこう思ってほしいという部分だけを切り取って、あたかもそれが全てかのような言い方をしているということを、受手側がちゃんと意識しないとね。
子どもがたまに、メディアとの付き合い方を考えましょう的な資料を持ち帰ってくるけど、総視聴時間のことと、SNSいじめや詐欺、出会い系絡みの事件、性的、暴力的なサイトの閲覧についてのみが書かれているものばかり。
そういう悪いことをする人がいる、という言い方はしているけど、テレビや新聞、雑誌等のメディアが事実の一部しか言っていなかったり、事実を捻じ曲げて報道することがある、というようなことは書かれていない。
マスコミや出版社を敵に回すようなことは書かれていない。
だからそういうことは、私達大人が意識して、子どもたちに教えてあげないといけないと思う。
事実は、人の頭を介した時点で別物になってしまう。
悪意などなくても、必ずその人の主観が入ってしまうから。
だから、大事なことは人づてではなく、自分で確かめる必要があります。
それができない情報は、安易に信じちゃダメなんです。
また、世の中には
正しいか正しくないか
正義か悪か
嘘か本当か
と白黒つけられることばかりではなく、
どちらでもある
人によっては逆になることもある
ということも、私は子どもに言い聞かせています。
自分の考えだけを正として、他者を攻撃するような人間にはなってほしくないから。
スマホがあれば特別な知識がなくても誰でもいつでも簡単に情報を受発信できる時代。
それは
「どんなバカでも世界に向けて情報発信できてしまう」
「バカが見ていることを前提とした情報が発信される」
ということでもあると思う。
情報を受け取る側がもっと賢くなって、簡単に騙されず、本当に必要な情報だけを選択できて、不必要に他者を攻撃しない人が増えるといいな、と思います。
最後に。
あのブログを読んだ後、心から思ったことは、あの方が音楽を続けることを選んでくれて、本当によかった、ということ。
もう聴けないと言う方もいるようですけど、やっぱり私はあの方の音楽が好きなんです。
正直、最近の曲はあまり好みではありませんが、「今の私」に刺さっていないだけだと思います。
悩んで辛い思いをされていた時期も、音楽活動をされていたんだなって思うと、その点においては1ファンとして、ありがとうとしか言えないです。
読み終えてから無性に「kicks」を聴きたくなりました。
やっぱりかっこいいです。
願わくは、彼には
音楽活動以外のことは、できれば積極的に発信しないでほしい(小声)。剣道のことは良いと思うけど… あと、色々と言う人たちと同じ土俵に立たないでほしいなって思います。
思うことや、正しいと思って行動に移すことが悪いとは思わないけど、もう少し、ネットと距離を置いていただきたいっていうのが、1ファンとしての願いかな😅
信念を貫くのも大事だけど、沢山のファンがいて、表に出る人として、これ以上変な人扱いはされないでほしい(泣)
こんなブログですが、見てくださる方もいてくださって、嬉しく思います。
ありがとうございます。
ブログとしては、彼の、彼らの音楽、パフォーマンス、ファンに見せてくれるアーティストとしての側面に対して、これからも好き好き言っていこうと思いますので、お付き合いいただけますと幸いです。