[その二]「経済の発生」
人の営みに経済が発生し発達したのには、一つの家族から集団での生活、集団から定住した集落が形成され、その集落の規模が拡大し、他の集落と関わりをもって暮らしが成り立ちはじめたことからなどが考えられます。
そして、最初の大きな変化は、労働と物や、物と物の交換、流通の時代から、貨幣による交換機能が生まれたこと。
経済は飛躍的にその存在を高めていったと思います。
次の大きな変化は、物とサービスと労働を貨幣で換算する中、当時の信仰上、神にしか所有が許されていなかった時間を貨幣と交換するようになったこと。
いわゆる利子です。
この利子の取引が成り立つようになると、それまでの自然を正しく恐れて、自然の営みから学び、その営みを大切にして、生きることに必要なものだけを得ていたライフスタイルが一変します。
利子を得ること=利潤。
利潤は、人が生きることに必要なだけの量を得て生活していた範囲を超えて、人が本来もっていた欲望を満たすために適した方法になっていったのです。
この欲望を満たすための方法が、地域の統治にも影響して、集団で役割分担的な要素が高い形で機能的に暮らしていた状態から、権力構造による統治に変化していきます。
力と能力の違いによる役割分担的な集団生活から権力的支配による地域の統治への変化です。
この権力的支配による地域の統治も、基本的にはそのエリア内の人々の生活が成り立って維持できるものです。
生活が成り立たないのに、長い間、人を力=暴力だけで統治することはできません。
次の大きな変化は、そのエリア内で成立していた権力と経済の維持が成り立たなくなった時です。
これは、そのエリアで人が増えていったとか、土地や資源の活用が飽和状態になったことで、次の新たな土地と資源を探さなければならなくなった時です。
この行為は、人の欲望に拍車をかけていきます。
増大していく欲望と権力による統治と、人の生活を成り立たせるために領土を拡大します。
領土の拡大が、また、人の欲望と権力と経済を拡大させます。
そして、次なる変化は、拡大の方法の変化です。
次回は、【クレバリ店長が考える世界と日本の「今まで」と「これから」について】[その三] 「経済拡大の方法」です。→ http://ameblo.jp/crayonvalue/entry-11893021348.html
[その一]「今までの経済とは」はこちらから→
http://ameblo.jp/crayonvalue/entry-11892600786.html
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