ロシア・サンクトペテルブルグで開かれたG20サミットの時にはどうなることかと思われたシリア化学兵器問題。
もちろん、各国の思惑が交錯する中での落としどころという面は否めない。
ですが、武力行使による化学兵器の廃棄がひとまず回避されたことが意義深い。
できれば、人類の進歩とともに各国の思惑がらみではなくて、正常機能している国家では利害調整を平和的解決に導く方法で行うことが当たり前のこととなることを願います。
そして、今回の試みがその礎になることも強く期待します。
ただ、現在自国の国土において辛うじて武力衝突のない日本においても、シリアで化学兵器により苦しみながら亡くなった人が想像を絶する人数でいるということ重く受け止めないといけないと思います。
その現場で実際に起きている、轟音と強い振動、衝撃と火薬・兵器の強い臭い、血、叫び声、焼ける身体、激しい痛み、恐怖を正しい情報に基づいてリアルに想像する責任が世界の一員としてあるべきだと思います。
それは悲しみに浸るためではなくて、一日も早く不合理に人を傷つけている行為を停止させるために…
恒久の平和を科学的に創造するために…
負の感情に代表される憎しみや殺意などにつながる人の心のメカニズム、暴力、経済、人口問題、政治力学など平和を実現するために必要なあらゆる実践的学問を影響力をもって集約・確立するべきです。
簡単ではないこの戦いが人類とって人類のために必要な使命だと思います。
思惑はどうであれ、まずは今回の知恵ある提案をしてくれたロシアに感謝です。
すでに多くの専門家から合意実行に疑問の声は上がっていますが、困難をひとつずつクリアしていってほしい。
一国の利益や都合に偏重されたり、時間稼ぎ的な行為が許されないようにお願いします。
プーチン、ラブロフ、オバマ、ケリー、必ずや歴史に残る偉業を成し遂げてくれることを祈ってます。
