クレバリの常連さんの会社員Aさん。
会社の呼びかけで
倉敷市社会福祉協議会のコーディネートによる
東北ボランティア活動に参加してこられました。
8月2日~9日の間
東北、陸前高田市、釜石市、遠野市、大槌町へ
「行ってこようと思うんです!」と打ち明けてくれた時に
その背中を私もしっかり押しました。
半年近くが経過する被災地が
実際は今、どんな状況か?
体験してくることはとても大切なことと思いました。
そして、今もなお多くの人手を必要としているので
実際に役立つことになります。
ボランティアに行った彼女は、
東北の現状と、こちら岡山の今まで通り普通の生活が流れている
ギャップの大きさに
帰ってからもしばらく苦しんでいました。
これは行く前から、予想して覚悟して行ったのですが
やはり、なまみの体と心には、しばらく時間が必要のようです。
被災地では、公共のシステムが追いつかない復旧と
公共のシステムが手を出せないと判断した復旧と
個人の責任でやらなければならない復旧があります。
ボランティアはその進まない部分を共助としてサポートしています。
彼女はさまざまなことを体験してきましたが
心の支援などソフト面も、傷ついた心の深さと数を考えると膨大なものであり
時間の経過の癒しを助けにしながらも、
いかに助かった大切な命を次への希望へとつなげるかが
重要な役割です。
個人の敷地のがれきなどの除去は
散乱するものから、
そこに住んでいた人、生きていた人の思い出を
感じながらの作業です。
まだやらなければならない箇所はこれもまた膨大な量です。
彼女は、せっかくボランティアに行って
病気やケガで人に迷惑をかけてはいけないと
自分の体のことにも細心の注意を払いながら
やるべきことの多さに、つい無理をしそうになっていたと思います。
そんな彼女が岡山へ帰って、
時間をおいて報告に来てくれたのです。
ありがとうございます。
社長の呼びかけによって会社のバックアップで参加出来たことに
彼女はとても感謝しています。
その反面、各職場では仕事に彼女の穴が開くことで
快く思えない人もいます。
また、「ゆっくり遊べたか?」とか「ええ男は見つかったか?」
などセクハラ的な発言をする上司がいるのも事実として
悲しいと言っていました。
人の心は複雑で高い機能をもった優れた面を持ている反面、
単純で短い時間の経過ですぐに忘れてしまう
両方の面を持ち合わせています。
それを知識と思考で補わなければ、
こうした上司の方のような発言が
被災地の今を思う想像力なくして出てきてしまうのです。
ひとりひとりの心に正しい情報と考えが伝わってくれることを祈ります。
ボランティアの拠点、遠野市総合福祉センター。
ここで、事前登録で把握しているボランティアのみなさんに
仕事が振り分けられている。
のどかな風景に見えるかもしれませんが、
緑の草が生えているところにも家が建っていた
一帯住宅地だった場所です。
疲れているのに笑顔で写った記念写真
ありがとう、クレバリのボディバッグ持って行ってくれて![]()


