先日、常連のアート関係に携わられているお客様に叱られたこと(クレバリを思っての忠告)を報告しましたが、その後私が整理した考えをお伝えします。
彼らは、創作活動しているメンバーで義援金を集めるための展覧会を開催します。
そこで扱う作品は、さらに付加価値を出して、通常以上の価格で出展販売すると…
自分たちが行う活動を説明して、入館者に理解してもらい、それに賛同してもらえば購入してもらう。それで義援金を生み出すのだと…
アーティストも自分の生活が成り立って、始めて人のための行為が行える。
決して、アーティストは自分を安売りしてはいけないと…
それに引き換え、クレバリは10%安くした上で、その内を義援金にしている。
クレバリの活動と提案する付加価値を理解してもらって、賛同してもらい、その対価を義援金へとはなっていないと…
なんでもかんでも安くすることでお客様を誘導することが良くない。
それがデフレをさらに進めることになると…
これは二日前の夜の出来事でした。
それから私は考えました。
確かに、クレバリは「デフレにつながるような安易な安売り競争はしない」と2010年の元日に宣言して実行してきました。それは安売り競争がみんなの幸せにつながらないと考えたからです。だから、昨年の秋には正しい価値の提案をするために「ワンランク上のクレバリ」として「next room...」をオープンさせました。
こんなクレバリが、3月11日の午後3時ごろに来店してくださったお客様に教えてもらってから地震発生と津波のこと知り、「何かやれることはないか。服屋をやっている自分に役立つことが出来るか!?」の始まりとなったのです。
営業しているから店で出来ること。
当日すぐに、役立ちそうな情報をツイートし始めました。
その日は自宅でもツイートし続け、朝が来ました。
翌日、義援金の募金箱を設置しました。
あの状況にとても「がんばれ」とは言えなかったので「負けない日本」としました。
正直に怖かったのです。これで日本がどうなるのかと…
だから願いを込めて「負けない日本」と書きました。
それから、来店は一時激減しました。
来店されるお客様もお話をすればみんな苦しんでいました。
「服屋として何かできないか」無い頭を使って考えた結果が、今実施している義援金キャンペーンです。
過度な自粛は復興の妨げになる。
悲しい事実から目を逸らしてはいけないけれど、被災地でない私たちが元気にやることが大切。
だったら、みんな今与えられている仕事を精一杯やることが一番である。
私は、おしゃれを通じてみなさんを元気にすることを精一杯やる。これなんだと思いました。
潜在的におしゃれにお金を使うことに自粛意識が生じている現状を打破する道筋をつける。
まず、私たちが元気に生活することこそが今出来る支援につながることを訴えました。
そして、買いやすい環境をつくることが大切と考え全品10%OFFと提案しました。
そこで売り上げた一部を義援金にしていくと決断実行しました。
ただし、このことは税理士さんと相談して出したシュミレーションから、現状のままこのキャンペーンを続けることは継続不可能と意味していました。
この活動に賛同してくださり、購入してくださるお客様が増えれば継続の可能性は見えてくるが「お客様が増える」を実現できることが不可欠と…
これらのことを踏まえて私は考えを整理します。
さあ、ここからは高く理想を掲げて、努力を行い、結果という現実にしたがい継続可能な形にしていきます。
常連のお客様が指摘した考え方も自分なりに正しいと思う部分を融合させていきます。
どんな形になろうとも、復興支援のためになることを継続していきたい。
その思いを実行していきます。
これから状況に応じて活動内容は変化していくかもしれません。でも、みなさん、その時も活動内容を見て、意味がある内容と判断してくだされば、ぜひご賛同ください。よろしくお願いします…
これが私のこれからの方針の報告です。
2011.4.1 12:00-22:00