小川洋子のデビュー作は苦手だったけれど最近の作品の世界観は嫌いではないのです。
お伽噺のような不思議さと怖さをたたえながら静謐で端正。

ことりの小父さんとそのお兄さんの真摯な生き様に心惹かれます。

ただただ自分の穏やかな暮らしを愛しているだけなのに人には受け入れてもらえない。孤独な人間の哀愁をひしひしと感じました。



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