ひさしぶりに読書で夜更かししてしまいました。
目が疲れるのでボリュームのある本は敬遠していたのですが
やっぱり宮部みゆきさんの本は素通りできなくて
読み始めたらどっぷりつかってしまいました。
*写真には二冊しか写ってないけど三部作です。
雪の朝、中学校の校庭で在校生の遺体が発見されます。
当初は自殺と思われていたこの事件に
他殺ではなかったかという疑惑がかけられ・・・・・
中学生の中学生による学校内裁判が開かれることになります。
人の死をめぐって「裁判ゴッコ」かと思わないでください。
中学生とは思えない洞察直、聡明さ。
(ここがリアリティを感じない部分でもあるのだけれど)
何よりも他人(ひと)を想う気持ちの深さ。人間力。
面白半分の噂や、妄想によって作られた物語によって
傷つけられてしまった人たちの
言葉にできなかった思いを白日のもとにさらけ出し
真実に迫る!!
真摯に「本当のこと」をつきつめようとする中学生たちから目が離せんません。
そんなわけで睡眠不足気味の私。
今夜は暖かくして早く寝ます。