母親に体を縛られてナイフで髪を切られたことがある。

中学か高校のときだが、忘れた。
そんな感じのことは日常的だったからな。

「あー!!おまえの汚い髪に触るのも嫌だ
」トカ
「体を切らなかっただけ感謝しやがれ。髪だと何も痛くないだろが」
トカ


あのとき、そんなことを母は言ってましたね。ヒステリカルに。

私は体を切られませんように、それだけを祈ってジッとしていた。動くと何が起こるか分からないからだ。


母親は知るわけもないだろうが

いまだにあれから立ち直ってない。

だから髪を伸ばし続けている…




こんな話は誰にもしまいが、
若くてセンシティブな年頃にそんな毎日を送ってきた。


だから他人を牽制する。


いつも私は乗り越えることを希望しているが

今はまだ無理なんだよ…

子供にとって親は自分の世界で

だからデパートで親とはぐれたガキは

まるで「世界の終わりだ」ってくらいに、号泣する。


心が凍りついたらいいのになぁ

そんなふうに思いながら、今も元気よく生きている。