コンタクトレンズ3ヶ月分を買うのに15000円かかった。
どうして自分がメガネが好きなのか、はっきりと気づいた。
家にいてもパソコンやテレビの電源なんて滅多につけないし、
ファッション誌なんて買いっぱなしで読まないのに、
漫画喫茶では全てを同時進行する。
ファッション誌を積み上げて、
義務感でしか見られないニュースやバラエティを見ながら
いつも自分には中間がなくてイヤになってくる。
二ヶ月間、家から一歩も出なかったり
何に関しても毎日少しずつ続ければ良いことを、
短期間に同じことばかりしては投げやりになっている。
私は私の気持ちが分かっているつもりなんだろうか。
もう何もかもが速すぎて、止めてと叫びたくなるときがある。
でもどうせ止まってしまえば、内臓を吐き出してしまう。
毛穴から血液が噴出す。
だからコーヒーカップのハンドルみたいに、自分で力いっぱい回して
開き直ってアヒャヒャって、狂ったように笑い飛ばせば合格なのか…
誰かがスイッチを押したとき、ゲロって死ぬ。
それだったらいい。
ゲロにまみれて、でも本人はそんなことすら気付かずに昇天してる。
道行く人間は「幸せそうな顔で良かった」とだけ言って離れてく。
私が書き物をするといつも意味不明になるから、文章は苦手だ。
「お前のは文章というより散文だ、マジメに書け」
と先生たちに言われた。
好き放題に書きなぐって、誰かに理解されるわけない。
昔から独善的な例え話が口をついて出る性格だった。
だけど私は、そんなことを妄想して…
むっつり無表情で黙りこんでいるのが好きだ。
いま私は、コーヒーカップを囲む柵に寄りかかって、
ボサっと眺めている。