タイトル:世界最強の鉄道旅行 ユーラシア大陸横断2万キロ

著者:下川 裕治

出版社【シリーズ】:朝日文庫



新聞社勤務を経てバックパッカーを続けながら旅行記を書き続けているバリバリ現役の旅行記




ロシアのウラジオストックから中国、中央アジア、東ヨーロッパ、ヨーロッパを抜けて終点のポルトガルまで2万キロを鉄道で数ヶ月かけて横断しています。





シンプルな内容のトルコ〜ポルトガルに対して、一方、ロシア〜トルコは濃い内容に。まだ社会主義的なシステムが残っている、あるいは実行している国もあるから。途中の中央アジアの国では前を走る貨物列車がチェチェン過激派と見られる爆破も発生。足止めされていました。


スタン三国やバルカン半島の政情はニュースくらいでしか見聞きしないですが、実際に赴くことでリアリティがまるで異なるんだろうなと想像しました。


この方の本は二冊目なのですが、バイタリティに常に溢れていてとても勉強になります。


私は子供が小さくこういったバックパッカーをして旅することがなかなか難しい身なので、臨場感ある旅行記で、世界旅行に行った気になりました。


また下川さんの本は読んでみたいです。