カウンセリング研修会で何が学べるのか?
現在募集中の「カウンセリング研修会」のご案内の中で、
何が学べるかを表現する言葉を、
以前のものから少し変更して、
より分かりやすくしました。
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(旧)
研修会では、
1.心の状態やその変容のプロセスの理解
2.「この人に話してよかった」と思ってもらえる話の聴き方
3.心が通じる言葉の選び方
4.状況理解の視点
5.人のもつ可能性を引き出すかかわり方
などを、実践的に学び、身につけていきます。
(新)
研修会では、
Ⅰ.自分の感情や考えを、あるがままに見つめ、適切な言葉で表現する
Ⅱ.人のお話を、その人の感情や意味するところを理解しようとして聴く
Ⅲ.自分の気持ちと相手の気持ちを区別し、相手が受け取りやすい応答をする
Ⅳ.人のもつ可能性を引き出すかかわり方
Ⅴ.心の状態や、その変容のプロセスの理解
などを、実習を通して学び、身につけていきます。
普段感じている疑問や、
抱えている課題などについて、心理的に安心・安全な中で、
お互いに自由にお話しできる場でもあります。
そして、ご自分にぴったりな答えを見つけることが出来ます。
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旧タイプでは、聴く側に焦点を当てすぎた表現だったので、
2.「この人に話してよかった」と思ってもらえる話の聴き方
3.心が通じる言葉の選び方
の代わりに、話す側・聴く側の両方に焦点を当て直して具体的に描写したら、
Ⅰ.自分の感情や考えを、あるがままに見つめ、適切な言葉で表現する
Ⅱ.人のお話を、その人の感情や意味するところを理解しようとして聴く
Ⅲ.自分の気持ちと相手の気持ちを区別し、相手が受け取りやすい応答をする
の3つになってしまいました。そこで、残りの3つ:
1.心の状態やその変容のプロセスの理解
4.状況理解の視点
5.人のもつ可能性を引き出すかかわり方
を、なんとか2つにまとめようと思いました。
それに際して、まずはこれらの文章が、
研修会で学ぶことが出来る内容として、明記しても偽りがないものかどうかを、
実際に研修会に長く参加されているメンバーに確認してみました。
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【Aさん】
新しい文言Ⅰ~Ⅲですが、学べる点がより明確になっており、
とても分かりやすくなっていて良いと思いました。
研修で実感した点を過不足なく表現してあって、
正確にそれが表現されていると思います。
しいて言えば、
「状況理解の視点」という言葉は少し分かりづらいかなぁという所でしょうか。
あとの2つについても大きな目標として目指すところが示されていて、
私は良いと思いました。
【Bさん】
1.心の状態やその変容のプロセスの理解
4.状況理解の視点
5.人のもつ可能性を引き出すかかわり方
は、もちろん偽りないと思います。
自分が研修を受ける目的が、聴き方を学ぶことであったのですが、
うまく話せない、会話がしっくりこない思いも抱えていました。
研修を受ける中で、それは
自分の感情が理解できていなかったり、
自分と相手が区別できていなかったり、
自分のものさしで良し悪しを判断しながらきいていたり…
ということに気付いていったと思っています。
自分と相手のあるがままを聴くことで、言葉を返すことができるのかなあと。
これを現実の会話に実践できていけば…。
あ、私ちゃんと研修目的に沿って学んでいるかも!と思いました。
自分の再確認になってしまいましたが、最後の
Ⅰ.自分の感情や考えを、あるがままに見つめ、適切な言葉で表現する
Ⅱ.人のお話を、その人の感情や意味するところを理解しようとして聴く
Ⅲ.自分の気持ちと相手の気持ちを区別し、相手が受け取りやすい応答をする
Ⅳ.人のもつ可能性を引き出すかかわり方
Ⅴ.心の状態やその変容のプロセスの理解
は、ずばりだと思います。
文章が難しい(かたい?)と思いましたが、ほかの表現はしっくりこないので
いいのかなと。
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というわけで、「状況理解の視点」は、
研修を通して結果的につかみ取っていただけるものと捉えて、
その言葉は案内文から削除することにしました。
新しい表現により、
カウンセリング研修会で学べる内容がより明確に伝わり、
参加を迷っている方のご参考になることを願っています。