深夜番組、あの見えない生活l ドォーモ 見ました。

浦田りえさんは網膜剥離変性症を患い、重度の視覚障害があるにもかかわらず、ごくごく普通の女のコとして生活することができるんだよというのが番組のコンセプト。


障害レベル最高の1級、視野の95パーセント以上が失われているにもかかわらず、部屋にあるものの配置を覚えてコーヒーを入れるだけでなく、料理まで作ることができる。視覚が衰え始めた頃は自分が背負った障害について思い悩むこともあったそうだが、「できないことを嘆くのではなく、できない中でもこれはできるという積み重ねが大切」(曖昧ですが)といった励ましでとても明るい女性です。


障害者というと、弱くて、陰険な、ネクラなといったイメージが付きまといますが、彼女に関しては全くそれには当たりません。仕事柄、こういった障害者に接することがありますが、障害を持っているからといってその人が不幸ではないし、健常者が思っているほど先のようなマイナスイメージこそが偏見だということがよく分かるようになりました。


で今回は見えないスポーツ編。

まずは浦田りえさんが日本代表にもなっているゴールボール。鈴の音の鳴るバスケットボール大のボールを使用し、相手のゴールをめがけて転がす3対3の競技。アイシェイドをつけるため、プレイヤー全員が全盲状態でプレーすることになります。

聴覚だけが頼りのこの競技、視覚障害があるからこそ普段聴覚をとぎすましている彼女らは易々と状況を把握できるが、健常者のリポーター陣は全くいいところなし。ド素人なのだから書がないといえばしょうがないのだが…


その後もいろいろな見えないスポーツに挑戦していくリポーター。

50メートル音響走(アイシェイドをつけ、笛の音を頼りに50メートル走)では、全盲で走ることの恐怖を体感し、フロアバレーボールでは、ゴールボール同様に状況のつかめなさを路程。普段、健常者がどれほど視覚に頼っているかが分かる。


他にも、卓球やフットサルにあたるものに挑戦したのだが、どれも一朝一夕にできるものではなかったし、その多くがホントに激しいまさしくスポーツだった。スラムダンクの井上武彦氏が現在『リアル』という障害者バスケットボールを連載しているが、それ以上に眼に鱗なリポートだった。