今回の騒動。

腰痛で夏巡業辞退したのちにモンゴルでサッカーをしたことについて、横綱として、相撲界全体として大きな問題だろう。

何より難しい点は、問題点が多すぎるということ。

1.相撲協会は今まで注意勧告をきっちりとしてこなかった。

2.外国人力士への教育体制が整っていない。

3.高砂親方は、親方の器にない。


1について、朝青龍について今まで幾度かの問題行動があった。にもかかわらず、相撲協会としては具体的な処分をせず、またその前段階である注意勧告をしたかというと、そうではなかった。単に処分保留という結末だった。


2について、ある意味これが一番大きな問題。

『郷に入っては郷に従え』ということわざがあるが、協会はこの言葉を鵜呑みにして、異文化に入るにはどうすべきなのかを教え込んで来なかった。問題が起こるのはいつ起きてもおかしくなかったし、そういう意味で言えば、今回は横綱が起こした問題だった。新弟子の頃は一律の教育が行われているものの、力士のランクにかかわらずきちんとした教育体制とその実施が行き届かない限り問題行動は未来永劫続いてしまうでしょう。


3について、ハッキリ言って情けない。

よくもまぁあの相撲部屋で横綱が誕生したもんだ。といいたい。(そういう意味で言えば、朝青龍の技量はそれほどまでに大きかったということなのだが…)

親方が弟子を『説得しに行く』といった表現は、主従関係が逆転している何よりの証左。あり得ない。


それにしても朝青龍は、処分を受けただけで急性ストレス障害に陥ってしまったというのだから、心技体の心が大きく欠落していたといわざるを得ない。その程度の心ならば、今後も問題行動を起こし続けてしまうだろう。たとえ本人にその意図がなかったにしても…

今回の処分をきちんと受けた上で、朝青龍は髷を切るべきなんじゃないでしょうか。