「要は、『求める』ということがよくわかっていなかったということなんだ。なんと言えばいいのかな、『求める』ってことは、その結果が『与えられる』ことが前提となった行為だろう?」


「結果が与えられることが前提…、まぁ、そう言われればそうかもしれんな」


 「なのに、俺たちはその結果を『自分で作り出そう』としてしまっていたんだ。でもよくよく考えてみれば、それは『与えられる』ということへの不信でしかない。与えられるかどうかわからない、だから自分で結果を作り出さなければ、という。つまり、天国にあって地獄にない『信頼』の欠如だ。そして、望まないものに目を向ける」P148


『心の底が求めたものが与えられる』という基本法則なんだ。P180


分裂した自己に、願いを叶える力はない。その力を持つのは『本当の自分(実体)』なんだ。P228


5、詰まりは、思考と恐れを手放すこと(源に対する絶対的な信頼)によって消滅する。P236