入院中のこと 3
産後2,3日すると だいぶ赤ちゃんと過ごす時間も増えて
夜泣きにも慣れと喜びの気持ちが出始めました
分娩のときは 確かにすごく痛かったけれど 母親になったという実感はまだなくて
むしろ この夜泣きをともに過ごしていくことで だんだんと
お母さんになったんだなあと感じたように思います
お腹を痛めたことより 一緒に過ごした時間が 関係を作っていくのだと
短い経験ではありますが 個人的にはそのような感想を持つに至りました
母子同室で赤ちゃんと過ごしているだけではつまらないかと思い
友達や家族に 病院に遊びに来てと催促してしまいました
高校の同級生だったついなちゃんが近所のよしみで遊びにきてくれて
可愛いお花までいただきました
やはり 大人とおしゃべりすることは 一番の気分転換になります
ほんとうにありがたや・・・
お姉ちゃんも甥っ子を連れて遊びに来てくれました
甥っ子は初めて接する 自分よりちびっ子な赤ちゃんを興味深げにしていました
負けず嫌いの性格のようで 急に病室の鍵を閉めてくれたり
ペットボトルの水をコップについでくれようとして布団にこぼしたりと
お茶目なイタズラをさかんにしていました
まだ自分の名前がうまく発音できないのに
赤ちゃんの名前はすぐに覚えてくれて なでなでしながら話しかけていました
自分の体も休めつつ お見舞いの方と会って気分もリフレッシュできて
なかなか楽しい入院生活でした