日の名残り
もうすぐ 展覧会の作品提出の締め切りなのです
そんでもって 趣味でやっている書道のことなのに
なんだかそこからものすごいエネルギーで現実逃避しているのです
さいきん睡眠時間が3時間くらいになってきました
一番こころが落ち着くのが本を読んでいる時間で
読んでいる間は没頭できるし だらだらテレビを見てしまった後の後悔や
焦燥感に襲われることも少なく なんとなく精神的にゆたかになったような気がするし
(あ でも フジテレビのドラマ「SP」 はおもしろかった~ 岡田准一くんかっこよい
あの身のこなしの軽やかさは まるでナインティナインの岡村隆史さんのようでしたね
しかし 「オールスター感謝祭」の赤坂5丁目ミニマラソンのハンデをものともせず追い
抜いていくプロランナーたちのごとく(最近だとエリック・ワイナイナとか)
あっさり秋のお楽しみドラマ№1になってしまいました 土曜日が待ち遠しいワ)
芸の肥やしだからと納得して明け方近くになって半分暖かいベッドにもぐりこみます
夜おきているとおなかがすくので お夜食にも凝ってみたり
最近はまっているのが 蒸かし芋
栗よりうまい十三里半 ですよ
紅あずまに荒塩をすり込んで 蒸し器でゆっくりじっくり蒸かしながら
人肌くらいに温めたミルクにハチミツとシナモンを入れて
一緒に頂くと もう爪の先まで満たされて この贅沢は
世界をひとり占めしているような錯覚をもたらし くくっくと笑いながら
夜な夜なページをめくっているわけです
それで もう本を買うお金がなくなって 先生の熱心な指導に心動かされて
先週からようやく週に何日か筆を持つようになって こんなんじゃだめだよなぁって
自己嫌悪になりつつも 趣味なんだから 楽しく書けばいいじゃんって
日ごろの不勉強の言い訳をしたり なぜスランプ風の自分をきどるのか
などど もっと嫌気がさしたりしているわけではありません
もっと明るい現実逃避です
お稽古も書いたら書いた分だけ 次の課題が見つかるし
先生もほめてくれるところ 直すところ 私の体調をみながら
毎週根気よく指導してくださって 本当にありがたい
まだまだ ちょっと書けばちょっと改善していくのが自分でもわかるから(笑)
どんどん書いてしまうので 紙がなくなりそうなのです
さすがに 湯水のように稼いだお金をつぎ込むことはできないのです
さんざん 読みたい本をよんで すっきりして お稽古もしています
しかし スランプとかって いつかくるのかな・・
「墨花-vocca- 季刊秋号」
価格(税込):950円
雑誌データ:A4変型判 128p
雑誌コード:07-07584-10
新しい書に関する雑誌がでていました
関心領域がかなりシンクロしていたのでおもしろかったです
谷川俊太郎さんのインタビューアーが詩人の久谷雉さんでした
http://d.hatena.ne.jp/kiji-k/ (ブログ)
まだお若いのですね・・・
ところで 鳥獣人物戯画 の展覧会があり メディアの露出が多くなっているのですが
あるブログで 兎と蛙などが出てくるが 鳥はほとんど出てこないとあって
わたしは今までずっと 「鳥」は兎のことをいっているのだと思っていたのですが
なにかご存知の方がいらっしゃったらおしえてください
よんだ本 『日の名残り』カズオ イシグロ (早川書房)\756

