『SONGS』 第1回 人生の扉 | さるすべり日記

『SONGS』 第1回 人生の扉

書道のお稽古するとき・・・私は音楽聴きながら書くのが好きです

でも 切羽詰ってくると イライラして不機嫌になってしまい 音楽も消してしまいます

いいのか悪いのかわかりませんが プリプリしてひとりになりたいと思います

趣味なのにいけませんね 眉間にしわよせて・・・

臨書をしているときは むしろ心の中で歌っちゃいます 音譜

ジャンルは色々ですが ハワイアンとか明るい音楽がすきです
最近はまっているのは 竹内まりやさん

ちょうど 私が生まれた頃デビューしたのだと最近知りました

4月にNHK番組「SONGS」の第一回『人生の扉』に出演していました

とても素晴らしい番組でした!!

アルバム Denim」 竹内まりや




竹内さんが楽曲を提供した松たか子さんとの番組内での往復書簡を一部引用します


松さん
竹内さん


・・・ 先日 曲のアレンジがあがり それを聴くうちにその演奏自体に強いストーリーを感じ

どんな言葉をのせてもどこかしっくりこなくて 久しぶりに詞を書くのに行き詰ってしまいました ・・・


竹内さん松さん


・・・私自身が歌作りの本当の面白さに目覚めたのは ちょうど松さんの年齢の頃 30代の初めでした

子育てに追われる生活の中でもつほんの短い作曲の時間は

家庭とは別の意味での大切な生きがいでもありました

テーマを決め メロディーを探し 全体の構成が整うと次に言葉をあてはめていきます

この頃は 日本語の深さや美しさを探すことがとりわけ面白くなっています

誰にでもわかる平易な言葉を連ねていって 最終的に情景がみえるような歌を作ることが理想なんですけど

これがなかなか難しい・・・
行きづまったときは 全てを放り投げてふて寝しちゃうこともしょっちゅうです
でも 歌作りって難しいから燃えるんですよね ・・・


「誰にでもわかる平易な言葉を連ねていって 最終的に情景がみえるような歌を作ることが理想」

というところに とても共感しました

それと 竹内さんのプロデューサーであり人生のパートナーでもある山下達郎さんの言葉も

少しだけ引用させてください

・・・ もう30年近く一緒にやっております 彼女のようなシンガーソングライターっていう場合

作詞作曲をすべて一人っきりでこなしているためにですね キャリアを積んでいけばいくほど

マンネリズムに陥らないように編曲の面からもフォローして 常にどうこう新機軸を打ち出していくか

というのが まあ腕の見せ所です ・・・

・・・ 新しすぎず古すぎず 時の試練に耐える歌

なかなか難しいんですけれども それは私自身の音楽作りとも重なるテーマです ・・・

http://www.youtube.com/watch?v=aM1zhKD1KaM  「人生の扉」

http://www.youtube.com/watch?v=Ww2qVfU_ABc&NR=1  「シンコロニシティ(素敵な偶然)」


ということで 番組を見逃した方のために勝手に少しだけご紹介しました

CDもぜひ買いたいとおもいます!!


「You say it's great to be 30」

と 自分でもいえるような30代を迎えたいですね

「And they say it's lovely to be 40」

そして!!

「But I feel it's nice to be 50」

そんな人生の扉をひとつずつ開いていきたいですね!