鉛筆と黒鉛の旋律 & 『探偵ガリレオ』
今日は 目黒区美術館 に行こうとおもっていたのですが
あまりの暑さに断念・・・
線の迷宮<ラビリンス>Ⅱ-鉛筆と黒鉛の旋律 をみたかったのです
≪篠田教夫≫
記録として残しておきます
●目黒区美術館では2002年に《線の迷宮<ラビリンス>―細密版画の魅力》展と題し、エッチングやエングレーヴィングによる銅版画、木口木版画において、細密な表現により独自の世界を追求した、または追求している作家10名の作品をご紹介し好評をいただきました。
■今回は、その第二弾として来る7月より《線の迷宮<ラビリンス>Ⅱ―鉛筆と黒鉛の旋律》を開催いたします。本展では、鉛筆やシャーペン、消しゴムなどのシンプルな描画材を、微妙な筆圧による素朴な技法で操り、線と面によるデリケートな表情で独自の世界を表現している作家9名の作品を展観いたします。
●鉛筆は、人間が、書く・描く行為のなかで、基本的な材料として用いられてきた比較的新しい描画材です。黒鉛という細かい粒子を固めて棒状の形をつくり、焼成することにより微妙な圧力を受けられる強度と弾力のある芯ができあがります。その素材自体が魅力的な棒状の筆記用具は、描く時の筆圧の操作によって、人間の目が知覚できる微妙な差異を実にデリケートに表し、豊かな表情を生み出すことができます。また黒色の鉛筆は、黒鉛とは質の異なる闇を表すことが可能で、その黒によるトーンの幅はしっとりとした空間と空気を感じさせ、黒鉛とは違う魅力を投げかけてくれます。
■いまやコンピューターなどの普及によって、紙と鉛筆を日常的に使うことは以前に比べると少なくなっていますが、逆に、描く行為の中でこの描画材の魅力は、素朴ながら無限に広がっているといえます。材料としての鉛筆や黒鉛は、現在、その素材の深い魅力を知ったものだけが入り込める、極めて創造的な世界をつくる素材として若い世代をも捕らえているようです。本展では、そうしたことが感じられる具象、抽象さまざまな表現から、<芯>のあるコンセプトを持ち<確かな技術>で表現を続けている作家の<細密な手の痕跡>を幅広くご紹介していきます。
■出品作家 |
磯邉一郎、小川信治、小川百合、木下 晋、齋鹿逸郎、佐伯洋江
篠田教夫、関根直子、妻木良三
読んだ本 「探偵ガリレオ」 東野圭吾(文春文庫)
意外にも 初 東野圭吾 でした
なんでいままで読んでいなかったのかな
短編なので 読みやすいような 入り込めないような・・・
2007年10月~月9枠でドラマ化されるそうです
http://www.fujitv.co.jp/galileo/index2.html
福山雅治さんの湯川かぁ・・
文庫解説の佐野史郎さんがモデルとして書かれたと
ご本人も書いているけれど どうドラマになるのかたのしみです
草薙の後輩で内海薫という女性刑事を柴咲コウさんが・・
ドラマ化にあたり 登場人物の性別がかわることはよくありますが
大学時代からの長い付き合いで培われた関係、あうんの呼吸が
はじめからだせないぶん ドラマの中でどう関係を育んでいくのか楽しみですね
純粋にドラマを愉しみたいなら 原作はあとでよんだほうがいいかな
古畑シリーズのように ほとんど犯人はあいつだってわからせつつ
プロセスや心理描写をどうアレンジして愉しませてくれるでしょうか
解説では 佐野さんが演じるならこうする・・など役作りにまで
入っているのが面白かったです 制作サイドにはプレッシャーかな(笑)
それにしても 佐野史郎さんの文章 こちらも初めて読みましたが
ぜひ エッセイなど読んでみたいですね