ハローエブリバディー!

CRAP CLIMBERSのウッチマンです。

さて、このシリーズもいよいよ4曲目「クソしょうもない夢」の回でございます。

この曲をミート君が持ってきてくれたのは、「ボーボー」とほぼ同時期。

いつものようにGARAGEBANDで仕上がった状態で曲を聴かせてくれた。

 

聴いた瞬間に、

 

「はい!わたくし、大好物です!」

 

ってなった!

だから、「ボーボー」同様、絶対2枚目に入れたい!ってなった。

 

もう、めちゃめちゃ好みの曲で、俺が好きなリズムとコード進行。

そして何より、歌詞、メロディーラインがかっこいいのだ。

 

良い意味で、ミート君が作る歌は、いつでも14歳に戻れる気がする。

これって、本当にすごいことだと思う。

 

分かっていると思うけど、

楽曲や歌詞が幼稚だとかそういうことではない。

 

忘れてはいけない「永遠の14歳」の精神。

そのスピリッツが楽曲の中に存在している。

 

それは、世界の名だたるロッカーたちがそうであるように、

とても自然にそこに存在しているスピリット。

言葉でうまく表現できないが。

 

「クソしょうもない」

 

という、一見マイナスでしかないこの表現。

慌ただしく、押しつぶされそうな日常の中で、誰もが抱く「クソしょうもない」という気持ち。

 

この曲の中でこの言葉が連呼されつづけるのだが、

「クソしょうもない」のあとに続く、

「世界が変わるような気がした」

「世界を変えられる気がした」

「世界が終わるような気がした」

「世界を救えると思った」

と、投げやりな感情の中にも、

強引に前へ進む力を振り絞っていく、主人公。

現実逃避なのか、「クソしょうもない夢」を見た主人公が、

どこか期待しているより良い明日、未来、自分。

 

そして、一番大事なのが、

 

「けど君を絶対笑顔に 唇はヘイヘイヘーイ」

 

なのである。

 

俺的に、やっぱり、ここが一番グッとくるのだよ。

 

はい。歌詞と楽曲の解説的なことはここまで!

全然解釈が違ったりしてw

 

それはそれで面白い。

聴く人が思い描くストーリー。

それでいいと思うのですよ。

曲や詩なんてさ。答えや正解はないし、そんなことは重要ではないのだ。

 

心が震えるかどうか。

 

俺は、この曲に心が躍って震えまくったのさ。

なんというか、

勝手に俺の中で、

漫画「20世紀少年」(浦沢直樹作)や

「アイアムアヒーロー」(花沢健吾作)の主題歌にできる!と思った。

 

さて、レコーディングのお話しを。

 

前置き長い…。スマン。

 

この曲は最初に、ウチヤマ製レスポール(なんちゃってハムバッカーバージョン)でかなりギターを重ねてレコーディングした。

↑なんちゃってハムバッカー

 

曲を持ってきてくれた時に、ミート君が

 

「サンシャインフィーバーと少し被っちゃいました~」

 

って言ってたんだけど、(リズムの話)

たしかに、同じ様なリズムなのだが、

もう俺の中では全く違う楽曲イメージになっていたし、違う雰囲気でレコーディングしたかった。

 

なので、バッキングギターも、リズムを刻むパターンのギターと、

カッティングで細かく刻むギター、パワーコードでリズムを刻むギター、

レッドホットチリペッパーズのようなコードワークを入れ、

ギターソロは2本でハモリのソロにした。(ギターだけで何トラック使ったことか…)

 

…。

 

やり過ぎたw。おそらく。

 

で、第一弾のギター録音を聴いた後に、

ミート君が、もっとシンプルでいいっすよと。

「コード弾きって感じで、かき鳴らす感じで」

と、ナイス助言を。

 

オーバーダビングの沼と言うか何というか。

やればやるほどドツボにハマるパターンだな。

良いのか悪いのか分からなくなってくるヤツだ。

 

ウチヤマ製レスポールも、Epiphoneの純正ハムバッカーに載せ替えたことだし、

もう一度、シンプルにギターを弾き直して、録り直したのが今回の音源だ。

 

ギターソロも男らしく1本に。

このギターソロはほとんどミート君の原曲通りだ。

それほど仕上がっていた!

 

引き算の美学。

 

実はこれがとても大切だし、一番音圧が出るのかも知れない。

(偶発のサドンリーで感じたこと)

 

結果、とてもよいものに仕上がったと思う。

ありがとうミート君!

 

で、リアンプなのだが、ギターソロだけスタジオでのマーシャルリアンプ!

 

これがまた正解だった。

エンディングソロがなぜか音抜けせず、こもってしまっていたのが、

スタジオマーシャルでいつものエフェクターでリアンプしたら、イイ感じになりましたよ。

 

詳しくはリアンプの動画で↓(何度も紹介しているw)

 

 

で、サンシャインフィーバーと差別化するために、ギターでイントロのフレーズを作った。

これは俺の中では、あの方のあのバンドのイメージ。

(分かるかな。分からんだろうな。俺が勝手に思っているイメージだからw)

分かった人はコメント欄にコメントください。

(正解は言いませんがw だって全然違うだろうがバカヤローって言われそうだから)

 

さて、そんなわけど、今回は「クソしょうもない夢」について、

結構長々と語ってしまいました。

ではまた!ばいばい~。

 

いつものようにYouTubeを貼っておくので、是非!↓

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